そのカメラと、新旧織り混ぜたニッコールレンズとの組み合わせをご紹介していくこちらの企画!
第2回目は、【 Micro Nikkor P AUTO 55mmF3.5】
1970年4月発売、4群5枚。最短撮影距離0.241m。単体で無限遠から1/2倍、M2接写リング併用時1/2倍から等倍の撮影が可能です。
歴史の長いFマウント用マイクロニッコール。その中でも2世代目の年代物。
Ai改造がされていないオートニッコールが多い中、なんとこちらはAi改造済。
早速Dfに取り付けてみました。
…!いい!
なかなかのDfに似合うスタイルではないでしょうか?
こうして眺めているうち、すぐ撮影に出たくなってきました。
早速近所の神社にて!
NIKON Df + Micro Nikkor P AUTO 55mmF3.5 ■1/80 F3.5 ISO3200
NIKON Df + Micro Nikkor P AUTO 55mmF3.5 ■1/320 F3.5 ISO3200
NIKON Df + Micro Nikkor P AUTO 55mmF3.5 ■1/500 F3.5 ISO3200
カリカリシャープな描写が魅力のレンズ。モノクロの陰影がシャープさを際立たせます。
ボケもなだらかで想像より使いやすいレンズでした。
そして55mmという絶妙な画角。
標準レンズよりやや狭く、視点を生かした撮影ができます。
なのに望遠レンズよりフットワークが良いんです。
自分の足で寄ったり引いたりする撮影の醍醐味を思い出させます。
NIKON Df + Micro Nikkor P AUTO 55mmF3.5 ■1/250 F11 ISO250
NIKON Df + Micro Nikkor P AUTO 55mmF3.5 ■1/400 F8 ISO400
NIKON Df + Micro Nikkor P AUTO 55mmF3.5 ■1/160 F3.5 ISO3200
そしてカラーでの撮影。
キツすぎない自然な発色で好感が持てます。
マクロだけでなく普段使いの常用レンズとしても大活躍しそうです。
これから夏本番!虫のマクロ撮影も楽しい季節になってきました。
熱中症対策を忘れず、撮影を楽しみましょう!
----------------〈 主な仕様 〉---------------- ●レンズ構成: 4群5枚 ●最小絞り: F22 ●最短撮影距離: 0.241m ●最大撮影倍率: 1/2 ●質量(約):235g |