LOUBOUTIN☆ | 荻野目洋子オフィシャルブログ powered by アメブロ

LOUBOUTIN☆


{FD671A97-9EA3-4595-A514-FE0685A36165:01}


「FIRE」BYクリスチャン・ルブタンのロードショーを観ました。

世界的に有名なナイトショウ、「クレイジーホース・パリ」で80日間だけ上演された内容が映像化、そしてディビッド・リンチの音楽チームが担当という話題の映画。

普段、女性にとってナイトショウには縁がないから訪れる機会もないけれど、この歳になってみると仕事柄、舞台として惹きつけるものは何なのか、興味がわきます。

それに何と言っても、演出を担当したクリスチャン・ルブタンといえば、女性なら誰でも一度は履いてみたい…と思わせる魅惑のハイヒールを作り続ける、シューズ・デザイナー

宣伝写真を観ただけで、格好イイ~

と思いました。

基本的に、女性本来の美しさを見事に映し出しているのと、靴ありきの演出、着用する衣装の面積はほんのちょっとだけ…SEXY過ぎます。だけど、ショウとして絵画のように完成されている為、不思議といやらしい感じではなく、むしろ、芸術作品をウットリ鑑賞する美術館に行った感じ。それプラス、音楽がピッタリ寄り添った…という印象。だからこそ、映像を劇場で観ておきたいと思ったんです。

後から、この映画の特集記事を読んで驚いたんですが、フランスの本場では、クレイジーホースのショウが年末の深夜に放送されていて、ダンサーを目指す人は普通に(紅白歌合戦のように)憧れるという事。

それにショウのファンには、ビヨンセ、スピルバーグ、ゴルチエなどの業界著名人が名を連ねているとか…成る程。

ルブタン自身が劇中に何度も出てきますが、中でも「大人の女性に履いてもらう為に靴を作っている」とか、「ダンサーの鍛えられた身体のシェイプは、丸みがあり芸術的だ」とか、成熟した女性がいかに魅力的かを語っています。

そんな言葉にグッときました。
私自身も、娘達が幼い頃はハイヒールから遠ざかっていてスニーカーしか履かなかったのに、最近また意識してヒールを履いた方が、お尻の辺りの筋肉→足首にかけてのラインが、女性として美しく鍛えられるんじゃないのかなって思っていたのです。(ヒールで鍛えるエクササイズ・ビデオも出ているくらいですからね)

日本は全体的に若さを評価する傾向にあるけれど、欧米の評価の仕方は、アダルトになっても魅力を失わないで輝き続けることが素敵なんだよ…と教えてくれているみたいでした

その考えに、賛成です。
頑張ろうっと