BASURA
夕べは、東京ウィメンズプラザで行われた四ノ宮浩監督の「バスーラの家」設立集会及びバスーラツアー報告会というものに参加してきました。
学校で上映出来るような映画を探している最中に、ネットで以前、この監督さんの「神の子たち」という作品を絶賛している人のコメントを読んだのを思い出しました…。
すると、たまたま昨日のイベントがあったので。
「ゴミ捨て場の子供たち」という30分くらいに編集されたフィルムが上映されました。
講演やゲストとのトークなど、終了までは時間がなくていられなかったけど…。
フィリピン・マニラ郊外の巨大なゴミ捨て場、スモーキーマウンテンに暮らす人々のドキュメンタリー。
抵抗力のない幼い子供達があっという間に死にゆく姿は、とてもショッキングでした…。
だけど、それ以外ならば、子供達が見ても価値観の勉強になるのでは?という気がしました。
昨日の参加費で配られたDVD「BASURA」は、昨年劇場公開された102分のフィルムで、坂本龍一さんのエンディングテーマ曲が美しく、いろいろな想いが心に残ります。
自分の娘達は、有難いことに健康だし、毎日食べることに困っていないし、些細なことで口喧嘩をしてはまた笑いながら過ごしている。
だけど、世の中では同じ人間として生まれてきたのに、薬も買えずに生きていて、幼い子供までがゴミをあさって仕事にしている…。
本当に、厳しい現実です。