荻野宏の燕備忘録

荻野宏の燕備忘録

40年以上応援してきた、
ヤクルトスワローズ。
北の大地より、
これからも熱いエールを送り続けます!

Amebaでブログを始めよう!
お騒がせのバレンティン選手も沖縄入りし、
一安心ですね。

ただし今回の逮捕騒動以外にも、
去年の活躍で今オフは式典出席などが相次いだために
ほとんど練習はできていないのだそうで。
開幕までにうまく調整できるといいのですが、
昨年の脚の故障もあることですし、
あまり無理はしないでほしいな、とも思います。

それにしても毎年沖縄キャンプの報を聞くたびに、
暖かそうで羨ましくなってしまいますねー。

氷点下の札幌よりヤクルト愛を込めて。




ヤクルトの話ではなくて申し訳ありませんが。

春の選抜、駒大苫小牧の出場が決まりました。
おめでとうございます!

田中将大選手のヤンキース入りが決まった直後ということで、
駒大苫小牧関係の方は盛り上がっていることと思います。
実は知人のお孫さんも現在同校野球部に所属しているので、
今年はちょっと親近感をもって応援しますよ!


私の母校の野球部は、
残念ながらしばらく甲子園は遠いかもしれません。
強豪校が多いですから。

チャンスがあるとすれば……
21世紀枠をすごーく拡大してくれませんかね(笑)。
遅ればせながら、
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。








なにやってんだ、
バレンティン!!!!!



詳しい事情がわかるまではコメントは避けたいと思いますが、
トラブルがもっとも早く解決した場合でも
キャンプ等での出遅れは必至。
いやはや……。

昨日、このニュースについて
プロ野球にそれほど詳しくない知人(40代男性)と話をしていたら、
ヤクルトの現役選手で知っているのはバレンティンだけでした。
ちなみに現スワローズメンバーの名前を何人か挙げてみても、
知っているのは高津コーチのみ。

昨年の活躍でチーム随一の有名人、
いわばヤクルトの顔でもあるのだから、
行動には慎重であって欲しかったですねえ。
このまま退団なんて恐ろしい事態にならないよう、
心の底から願っています。



大晦日ですね。
我が家も次男一家が帰省してきたので、
昨日から大変賑やかです。

今季NPBストーブリーグの最大の話題といえば、
田中将大投手のポスティング移籍。
小学生の孫はマー君のメジャー行きに大賛成で、
楽天への移籍金が20億円程度に抑えられることには
特に抵抗がないようです。


私は日本プロ野球界が米MLBのマイナーリーグ化していく
現在の流れを非常に残念に思っていますが、
今回の新しいポスティングシステム規定が
それにどのように影響してくるのかはわかりません。
移籍金が想定より少ないから日本の球団側が選手を手放さなくなるのか
(楽天は手放したくなかったでしょう)、
多くの球団が交渉のテーブルにつくことで
選手が移籍しやすくなるのか……。
個人的にはそもそもFA権取得までは日本でプレーして欲しいな、
というのが正直な気持ちです。
球団にとってポスティングを受け入れないという選択肢は
正当な権利であるはずですが、
世間から批判が集まってしまうのは難しいところです。


さて、ヤクルトの元選手で、
ポスティングでの移籍で思い出すのは
今季で引退した石井一久投手(西武)。
メジャー挑戦を目指した2001年、
9.11同時多発テロの影響で話が流れてしまったり、
年明けになって再度移籍が実現したりと、
いろいろとファンをやきもきさせました。


石井投手は入団時からなんというか、
おなじみのマイペース具合で、
飄々とした態度などにファンの好き嫌いが
分かれがちな選手だったように思います。
間違いなく90年代後半の
「強いヤクルト」を支えた投手の一人であり、
またエースであったわけですが、
速球で鳴らす本格左腕である一方、
四球や暴投で「やらかす」イメージも強かったですしね。

それでも前期ヤクルト時代、
さらに古田監督時代のヤクルト復帰後と
投手として長くスワローズを引っ張ってくれた上に、
お金に渋いヤクルト球団にポスティングでの移籍金を落とし、
西武への移籍では福地寿樹選手(現コーチ)という
価千金の人的補償まで!残してくれています。
プライベート報道などの広告効果まで含め、
ヤクルトに素晴らしく貢献してくれた選手でした。

今後の予定が「吉本興業の契約社員」兼野球評論家という
真面目なんだかウケ狙いなんだか微妙なのも彼らしい。
80年代後半~90年代の、
明るいヤクルト選手の印象を地で行く
球界を代表するピッチャー。
今後もいろいろと楽しませて欲しいです。
今年もあと3日。

プロ野球はオフシーズンのため、
話題も途切れがちで野球好きには楽しみの少ない時期です。
そんな寂しい心持ちのところに、
引退選手の備忘録。
宮本選手はもちろんのこと、
各選手に思い出がいくつもあって
やはり寂しい限りです。
それぞれ書き始めるととても長くなるので、
今回はリストだけ。

・宮本慎也(内野手)
・藤本敦士(内野手)
・太田裕哉(投手)
・松井光介(投手)
・藤田太陽(投手)
・水野祐希(捕手)

松井投手と大田投手はバッティングピッチャーとして、
水野選手はファームスタッフとして球団に残るようです。
太田投手は当初現役続行を希望していたのですが、
引退されるようですね。


また、今はヤクルトを離れていますが、
石井一久投手と坂元弥太郎投手も今季限りで
現役引退となりました。

・石井一久投手
ヤクルト→ドジャース→メッツ→ヤクルト→西武

・坂元弥太郎投手
ヤクルト→日ハム→横浜→西武

「ヤタロー」こと坂元選手は日ハム時代、
ドームに観戦に行った際に
何度か登板のシーンを見られたこともあって、
印象に残っている選手です。
ヤクルト時代もファンからとても好かれていて、
期待も大きかったピッチャーでした。
たしか、小説家の村上春樹氏も
当時自分のパソコンに
「ヤタロー」
と愛称を付けていたはず
(もう一台は「リョータ」)。


引退される選手の皆さん、
今まで本当におつかれさまでした。
今後のご活躍を心からお祈りいたします。


シーズン中のブログでも触れた、
ホームベース上でのクロスプレー問題。

米メジャーで規制する方向性が打ち出されたことに関連して、
昨日、小川監督も改めて何らかの対策を望むといったコメントを出しました。
相川選手、田中雅彦選手、さらに水野選手と
今年はヤクルトのキャッチャーにラフプレーの受難が続きましたから、
小川監督とフロントもずっと主張してきた経緯があります。
私も現実的な対応策が早くとられるといいな、
と思ってみている者のひとりです。


というよりも、
個人的にはもっと早く規制されて然るべきだと考えていたので、

「メジャーで禁止になったから日本でも」

という消極的な流れは
ちょっと残念にも感じます。

落球狙いの体当たりを正当化するような
限りなく「クロ」に近いプレーは本来、
日本的な(野球)精神にはそぐわないと思いますし、
NPB独自のルールをメジャーに先行して検討するくらいの
気概があってもよかったのではないでしょうか。


ちなみに私はメジャーの「ベースボール」と
日本の「野球」の間には、
相違があって当然という考えです。
多分、少数派でしょうけれども。

逆に
「メジャーとNPBはあくまで同じ土俵にあるべき」
と考える人たちからは猛反発必至だったでしょう。

「クロスプレーもベースボールの醍醐味」
「日本だけ行儀よくしてたら国際試合でやられっぱなしだ」

などといった声はよく聞きましたから。


たしかにアメリカンな好みからいえばぶつかってナンボ!
それでこそ血湧き肉踊る!みたいな部分はありますし、
結局今回のラフプレーの禁止に関しても
捕手の身を案じてというより
高額の契約金を払った選手の故障による損害という、
球団経営上のマイナス面のために
しかたなく規制が進んだように見受けられます。

もういっそアメフトみたいなプロテクターをつけて、
ビーンボールもなんでもあり、
格闘要素を取り入れたスポーツに進化すれば……
などと思わなくもなかったりします。

※MLB大好きのNクンにまた怒られそうですね(汗)。

ま、なにより捕手の安全が一番。
早々に新たなルールを策定してほしいな、と思います。


バレンティン選手のMVPもめでたいですが、
こちらは受賞が確実だった小川投手の新人王。
なんたって最多勝(16勝)、最高勝率(8割)のタイトルも手にしていますし、
MVPよりもチームの成績(優勝への貢献度など)に左右されにくい賞ですから。


今年は巨人の菅野投手、阪神の藤浪投手と、
新人投手の豊作年でした。
菅野投手もCSで史上初の初完封と最後まで見せ場がありましたし、
高卒ルーキーの藤波投手は今後、間違いなくさらに伸びる逸材でしょう。

それでも、
プロ野球記者による投票で有効投票総数273票のうち
252票を獲得しての文句なしの受賞です。

なんといっても、今年のスワローズの投打ともに低迷の中で
孤軍奮闘する姿は本当に印象深かった。
現状では明らかに彼がエースと呼ばれるべきポジションにいます。

来年も、2年目のジンクスを打ち破って、
圧倒的な存在感を示して欲しい。
あの、小さな身体とダイナミックなフォームから繰り出す、
魂のこもったボールで!


バレンティン選手が、セ・リーグのMVPを獲得。
最下位のチームからの選出は史上初の快挙なのです!

嬉しいですねー。
今シーズン、悲惨なチーム状況の中でも
最後まで毎日のゲームを楽しみにしていられたのも、
彼のおかげでしたから。
小川投手登板の日は特に、
一喜一憂しながらゲームを楽しみました。

受賞に関して本塁打記録は樹立したものの、
実はチームが最下位だったのでちょっとだけ心配でした。
それでもおかしな政治力のようなものも働けないくらいの記録だった、
ということなんでしょう。
優勝したジャイアンツに突出して活躍した印象の選手が
いなかったということもあるのでしょうけれども。

※ジャイアンツの選手をけなしているのではもちろんありません。
主要選手陣の貢献アベレージがそれぞれ非常に高かったからこそ、
そういう風に感じるのだと思います。


バレンティン選手の故郷、
アンティルはキュラソーでも島をあげて祝賀ムードのようですし、
来年もぜひバンバン打ちまくって欲しいです。

それにしても……、
彼と昨年早々に複数年契約を決断したフロントさん、
本当にGOOD JOBです(笑)。




昨日は東京の神宮球場では
スワローズのファン感謝デーが開催されたようですね。

毎年、ファン感の模様を聞く頃には
退団選手もあらかた決まっており、
あとは補強のニュースのみ時々気にする
本格的な「ストーブリーグ」に突入します。

このブログもペナントレース終了と共に
書く事もなくなってしまったのですが(汗)、
来年までお休みもなんですので
時々思ったことなどポツポツ書いていこうと思います。



……それにしても一年が流れるのが本当に、早い。




小川監督の来季続投が正式に決まった昨日、
小川泰弘投手も勝って16勝目。
これで今シーズンの最多勝と、新しく設けられた勝率部門もトップが確定的。
新人賞もこれで確実……ですよね。

MVPの選出とは違って、
「リーグ優勝に貢献した度合いを大きく評価する」
ということはないと思いますから。

現在借金23で最下位のヤクルトにあって、
一人で12の貯金をたたき出しているのは本当にすごいです。


さて、そんな最下位低迷という成績の責任や、
数代先まで見据えた将来的な監督人事の思惑なども巡って、
いろいろ取りざたされた来季の監督問題。
結局、球団的にも、
小川監督の単年での続投が一番無難な選択だったということでしょう。
個人的には小川監督には大変好感を持っていますので、
来季リベンジのチャンスが得られたのは嬉しいことではあります。

反対意見として、
一部のファンの間では小川采配への不満などもあって、夏以降
「潔く責任取って辞めろ。人格者というなら引き止めも固辞すべき」
などという論調の意見も見かけたりしました。

これは一ファンとしての私見というか想像ですが、
小川監督の性格を考えれば、
監督本人は責任を取る形で辞めたかったと思います。
「開幕から故障者が相次いだ不運があった」といっても
それ以外の多数の主力メンバーの不調(特に投手陣)を最後まで改善できなかった、
そもそもここ数年故障者が多い現状も、
コンディショニング管理を含めたチームの指導体制に問題がないのか?
ということになりますし。
それらすべての責任はチームの指揮を取るトップ、
監督が負うべきと当然考える人でしょうから。

それでも、監督個人の意向を超えて、
チーム首脳陣やヤクルト球団全体の思惑が
続投要請を受け入れざるを得ない状況を作った、
と見るべきだと思います。

「居座るように思われるのは心苦しいが、
俺が我慢しないと球団やほかの人間にもっと迷惑がかかる」

周囲の事情を汲みとっての
続投要請受諾であったのだろうな、
というのが私個人の感想です。

小川監督は、気配りの人ですから。