2008年2月・冬の青森旅行(8) | キハ王子の旅鉄日記

2008年2月・冬の青森旅行(8)

- 特急「スーパー白鳥」と津軽線 -


2008年2月22日(金) 今回の青森旅行も最終日。天気は穏やかな晴れ模様。


昨日の「祭り」がまるでもう夢の中の出来事だったかの様な、不思議な気持ちのまま身支度をし、宿を出発する。


バスに乗り、八戸へと向かう。本当は、帰りこそ青森行きのバスを使おうと思っていたのだが(青森行きのバスならばフリー切符で乗れる為)、やはり4時間もバスに揺られるのが苦痛だと判断し、結局行きと同じく八戸ルートを選択。


十和田湖を9時に出発し、11時20分頃に八戸駅へ到着。


今日はここから、青森へと戻り、そのまま津軽線へ旅してみようと思うのだ。最果て路線の津軽線、一体どんな路線なのだろうか。



八戸駅でしばらくの待ち時間があり、昼食用の駅弁を買うなど所用を済ませ、12時16分の特急「スーパー白鳥」に乗る。


この「スーパー白鳥」も乗るのは初めてなので楽しみだ。実を言うと八戸ルートを選択したのは、少しでも長く「スーパー白鳥」に乗りたかったから、と言うのもあったりする(笑)

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「スーパー白鳥」の車両は789系。JR北海道の車両だ。同じく北海道の、宗谷本線を走るキハ261系気動車の電車版と言った趣きのスタイル。


先頭部サイドには「HEAT789」のロゴ。


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車内は、格子柄の床にブルーの天井、それに座席のカラーがブルーとレッドのランダム配置になっているのが印象的。座席のカラーを除けば、やはり261系とよく似ている。


しかしこの車両、ボディカラーが鮮烈なグリーンと言うのが非常に独特だ。なかなか無いカラーだと思うが、スマートでカッコイイと思う。(単に僕が緑色が好きだから、と言うのもあるかもしれないが)


12時16分。定刻通りに八戸を出発する。自由席車内は、それなりには乗客がいる。とは言え、隣の席には誰もおらず、気がね無くくつろぐ。


お昼時と言うこともあって、まずは駅弁。それにビール。

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八戸駅で購入した駅弁、その名も「大漁市場」。味付けご飯の上に、イカの煮たやつ、ホタテ、ウニ、イクラ、カニと色々盛りだくさん。1300円とちょっと高めだが、非常に美味かった。


そしてビール。昼間から列車の中で飲むビールは何故にこんなに美味いのか。思えば、こんな旅も久々だ。最近は旧型気動車をメインにした旅が多く、その場合、旧型気動車に敬意を表し、車内では飲まない様にしていたのだが、今回の旅はそれとは全く関係の無い旅なので(自分の心の中で)何にも気がねすることなく飲める。



「スーパー白鳥」、昨日の朝に乗った「つがる」に負けず劣らずなかなかの俊足ぶりで突っ走る。偶然にも「モハ」の車端部の座席に座ったせいでモーターの唸りがよく聴こえてくるのだが、これがまたなかなか心地良い。たまにはVVVFの音も悪くない。


ふと、車端部の電光掲示板に目が留まる。最近の車両では珍しくもなんとも無い設備だが、今の列車の現在位置が表示されるのがちょっと変わっている。


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また、手元の車内誌がJR北海道のもので(当然と言えば当然なのだが)、改めてこの「スーパー白鳥」は北海道への直通列車なのだ、と言うことを認識させられる。車内誌をぺらぺらめくっていると、湧き上がる北海道への憧れ…。このまま仕事をもう数日休んで、北海道まで行ってしまいたい衝動にかられる。



列車は13時15分に青森に到着。ここで5分ほど停車し、進行方向を変えて再び出発。ここからはいよいよ津軽線へと入って行く。


津軽線へ入ると、列車は一気にスピードダウン。車窓もぐっとローカルなムードに変わる。


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何も無い、ただただ白いだけの平野の中を、列車はまっすぐに走って行く。



そして13時45分。蟹田に到着。ここからは「スーパー白鳥」は津軽海峡線へと入り、北海道へと向かって行く。そのまま乗って行きたい気持ちを抑えて、ここで降りる。



蟹田の駅はローカルムード漂う、いかにも田舎の駅と言った感じ。


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しかし、なかなかにユニークな看板が建っている。蟹田だからカニのイラスト…そして、「津軽海峡線のオアシス」とはこれいかに…??



ここからは本日最大の目的「津軽線」完乗、そして今回の旅の最終目的地「三厩」を目指すのだ。