2008年2月・冬の青森旅行(4) | キハ王子の旅鉄日記

2008年2月・冬の青森旅行(4)

- 金木観光と青森での一夜 -


津軽中里から、12時55分に折り返しのストーブ列車に乗って再び戻る。まだ時間があるので、ホームでぼんやりと待つ。


ストーブ列車はディーゼル機関車が牽引してきた。となれば当然、機関車を今度は五所川原寄りに付け替えなくてはならない。DD352は一旦編成から離れ、しばらくすると入れ替えの為に爆走してきた。



バルルルル…と物凄い唸りをあげながら走るDD352。相当に年季の入った車両なのにまだまだ元気だ。



入れ替えが終わり、出発。この折り返しのストーブ列車、五所川原出発時とはうって変わり、さして乗客は乗っていない。


13時12分、金木に到着。先程大勢の観光客(団体)が降りたこの駅で、僕も下車する。


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ここから5分ほど歩くと、金木を代表する観光スポットに辿り着く。「津軽三味線会館」と「太宰治記念館(斜陽館)」。この2つが、程近い場所に建っている。


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まずは「津軽三味線会館」の方へ入ってみる。タイミング良く、ちょうど津軽三味線の生演奏が始まるところだった。生で聴く三味線の演奏は迫力満点。その後、館内の展示を色々見て回る。津軽三味線の歴史などが説明されている。


三味線と言うのは、元々は盲人や、社会の最下層民と言った人達が生活の糧として弾いていたものらしく、いわばその「虐げられる」人々のハングリー精神が凄い演奏を編み出してきた…と言う様なことが書かれていた。例えば黒人のジャズなんかもそうだが、前衛的でいて優れた音楽と言うものは、常に抑圧されている立場の人々から産み出されるものなのかもしれない。


「太宰治記念館(斜陽館)」の方は、太宰治の生家をそのまま残してあるもので、内部では、往時のままの姿の部屋を見学することが出来る。相当に大きな家で、太宰家と言うのが当時の名家だったことが窺える。


ここで昼食。「津軽三味線会館」すぐ側の観光物産館内のレストランにて。


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名物の太宰ラーメンとやらを食べてみた。たっぷりのワカメとタケノコがトッピングされたラーメン。醤油味のスープでどこか懐かしい味だった。



金木での観光を終え、再びストーブ列車に乗って五所川原へと戻る。


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戻りがてら、駅でまたもやグッズを購入。絵葉書と記念乗車券セット。15時36分発のストーブ列車に乗り、五所川原には16時02分到着。



ここから、16時12分弘前行き普通列車(キハ40)→弘前で17時12分発青森行き普通列車(701系)と乗り換え、青森駅には17時57分に到着。




キハ40の写真は朝方の五能線直通列車で上げたので省略。



701系? そ ん な も の は 知 ら ん 。




今日の宿泊は駅前の「ルートイン青森」 。ごくごく普通のビジネスホテルと言った趣きだったが、天然温泉の大浴場が付いているのがポイント高い。



温泉に入って旅の疲れを癒し、その後、夕食を取りに街へと出かける。昼間はずっと晴れて穏やかな天気だったのが、日が暮れた途端に雪が降り始め、この頃には結構冷え込んできていた。


本日の夕食は、ホテルから徒歩5分ほどの場所にある「じょんがら亭」にて。


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店内に入り、カウンターに腰掛ける。割と大勢のお客がいて賑わっている。


つまみにまずはホタテの刺身、それに酒は青森の地酒「田酒」を注文。この「田酒」、色がほんのり黄みがかっていて、どっしりコクのある味わいでなかなか美味い。

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更に数品頼み、その後「じゃっぱ汁」と言うのを注文。これはタラのあらや野菜などを味噌仕立てで煮込んだ鍋の様なもので、体がとても暖まる。まさに「北国の食べ物」と言った感じだ。


独りでちびちび飲んでいると、座敷にいた5人組のグループが話しかけてきた。彼らは北海道の稚内から来たらしく、僕自身もかつて稚内には行ったことがあり、話が盛り上がる。


そこに、店のおばちゃん達(津軽弁の、いかにも地元の「おかあさん」と言った感じだ)も加わり、にぎやかな一時となった。旅先では独り静かに飲むのも好きだが、こんな風に見知らぬ人達と打ち解けワイワイやるのも、それはそれで楽しい。



散々飲んで食べて喋って、青森での一夜は、実に愉快な夜となったのだった。