2008年冬・秋田の旅(5) | キハ王子の旅鉄日記

2008年冬・秋田の旅(5)

- 憧れのキハ58(朝編) -


鹿角花輪で一泊し、翌朝。6時半にはホテルを出発し、駅へと向かう。


200801akt40


まだ夜が明けきらぬ中の鹿角花輪駅。こんな早朝だが、駅には数人の客がいた。


待つことしばらく。6時50分頃に改札が始まり、ホームへと駆け出す。


そこにはもう、キハ58が待っている。


200801akt41


高らかにアイドリング音を響かせ、雪の中にたたずむキハ58。「よねしろ」カラーが白銀の世界によく映える。


200801akt42


1号車には昨日と同じくキハ58-23。一晩明けて再会したその姿はやはり凛々しく美しい。このキハ58と言う車両は、本当に惚れ惚れしてしまう様な美しさを持った車両だと、僕は本心からそう思うのだ。






さて。このキハ58の3両編成。そう言えば昨日はこのキハ58-23に夢中で、反対側の車両を見ていなかったな…と思い、3号車を見に行ってみると、なんとそこには!!




200801akt43




パノラミックウィンドウ車キタ━(゚∀゚)━!!!!!






うわぁ昨日は全然気付かなかったよ…うわぁうわぁうわぁあああ!!!!!(歓喜狂乱)


実を言うと僕、キハ58のパノラミックウィンドウ車は、実物を見るのは初めてなのだ。もう大興奮!!



しかし更に実を言うと、今まで「キハ58のパノラミックウィンドウ車なんてキハ65と変わらないじゃん!!」などと思っていたのも事実なのだが、本物見たら考え変わったよ!!! 凄くいいよキハ58のパノラミックウィンドウ車!! 激萌え激LOVEだよコンチクショウ!!!




しかしこの3両編成。考え様によっては凄い編成だよコレ。


1号車が現役最若番のキハ58-23。そして3号車には貴重なパノラミックウィンドウのキハ58。




な、なんと言う萌え編成…!!




と言うかコレって、間の2号車に挟まったキハ28が凄い役得なんじゃないか!? 


キハ58-23とパノラミックウィンドウ車、その両方をはべらせて…なんと言う羨ましい二股!! なんと言う羨ましい重婚!!! けしからん!! 誠にけしからん!!!




…ええい俺がこのキハ28に変わってやる!! むしろ俺が間に挟まってやる!!!


むしろ俺がキハ28に生まれ変わってこのコ達と連結したいわ!!!!!




…などと早朝から頭の中で妄想がヒートアップする俺。ええ。バカです。

幾らキハ好きだからって程がある。




まあ、とにかく。今日は3号車のパノラミックウィンドウ車の方をチョイス。


200801akt44   200801akt45

ちなみに車番は「キハ58-1502」。車内の内装や雰囲気は昨日の「キハ58-23」と全く変わらない。




さて。キハ58の快速秋田行きは7時6分に鹿角花輪を出発。花輪線内は各駅停車として走って行く。


今日も昨日と同様にエンジンの唸りがいい感じだ。こっちのパノラミックウィンドウ車も「キハ58-23」に負けない轟音を響かせてくれるので嬉しい限り。そして、駅発車直後に車内に漂う軽油の香り…ああったまらん!!!


…と、鼻をクンクンさせてその匂いを独り楽しむ僕。やっぱりどう見ても変態です。



この快速(まだ普通だが)列車は通学列車なのか、とにかく高校生の乗車が多い。駅ごとに高校生が大勢乗ってくる。次第に席が埋まっていき、遂に扇田で立ち客が出る。…と思いきや次の東大館でかなり降りる。そしてその次の大館でほとんどの客が降りてしまい、車内はガラ空きになった。


昨日と同様、この大館でかなりの停車時間があるので、降りて写真タイム。


200801akt46


ちなみに、今日は「鉄」と思しき人は他にいなかった。



昨日は夜の為、キハ58からの車窓は全く望めなかったが、今日はその分しっかりと景色を楽しむ。


200801akt47   200801akt48

200801akt49   200801akt50




憧れのキハ58から眺める白銀の世界…それは本当に、うっとりする程に美しい。


しかしそれより何より美しくて素敵なのはそう。キハ58、キミ自身さ!!!(爆)



飽きることなく雪景色の車窓を眺め続け、列車は9時56分、終点の秋田に到着した。


200801akt51


その顔に付いた深い深い雪が、気候の険しさを物語る。



北東北に最後に残った、秋田地区のキハ58通称「よねしろ」車。その旅は本当に素晴らしい、内容の濃いものだった。たった3両ながら、現役最若番車とパノラミックウィンドウ車とを連結した、とても個性的な編成。3月にこの地からは去ってしまうけれど…多分、僕も会うのはこれが最初で最後となってしまうけど…本当にありがとう。素敵な旅をありがとう!!



回送列車としてホームから去っていくその姿を、僕はいつまでもいつまでもずっと眺めていた。


その姿・その走り・その音・その匂い…キミの全てを、僕の記憶の中にいつまでも留めたいから。