この20年来世界を席巻してきた
「新自由主義」体制は良くも悪くも
現在の経済体制の基盤的な構造として定着してきましたね
つまり
「選択と集中」の理論ですーー
「競争原理」を基盤にして競争させ、勝ち組が選ばれて、生き残りそこに資金を集中させるやり方ですーー
日本だけではなく世界の企業はこの理念の下に
人件費の少しでも安い中国🇨🇳やベトナム、開発途上国へと進出
今では中国抜きの生産活動は考えられません。中国は今や16%を占めています。マスクや野菜でさえ依存が強かったのです!
今後は経済のグローバル化を進めるだけでは
どう考えても立ちゆかないのではないでしょうか?
なんか急に珍しく大きな話になって少し恥ずかしいのですが
あまりにすごいコロナに怯えて興奮していますーー
みなさんも一緒に考えてねーー
さて、アメリカをはじめとして
日本もあらゆる分野での自給自足的路線への切り替え
価格だけでの経済競争ではもう限界ではないでしょうか?
実は、この新自由主義は
敗北したら
それは【自己責任】に帰されて来ましたーー
日本でも一時期
なんでも【自己責任】、自己責任で本来なら国が日本人を守る義務があるにもかかわらず、海外で命の危機に瀕しても
危険地域の国に行って事件に巻き込まれた本人の『自己責任』という論でバッシングされたのは記憶に新しいところですーー
この
〈選択と集中、自己責任論〉はセットで
大学経営まで覆い尽くし
PDCAプランと称する
大学の経営優先、自己点検システムが持ち上げられました。
基礎研究や文化系学部不要論まで主張されたのですーー
公立小学校、中学校の「自由選択制」もこのような競争させて、勝ち組みにだけ予算を集中させる風潮の中で、学校間格差も政策的に拡大されてきたのですーー
教育の公平は夢となり
経済力あるもの
都市部では
予備校や塾,短期留学して学力格差は当たり前
隙間を埋める塾は必要不可欠で
今や文科省までもがベネッセや河合塾、塾頼みーー
これは日本の歪んだ教育政策の姿ではないでしょうか?
このコロナ時代には
すべてが限界に達するのではないでしょうか
経済も農業も教育も同じですーー
教育から改革して
日本社会の担い手が、コロナにめげずに
たくましく自立した主権者として育って欲しいですね
彼らによって、新しい世紀が
始まるのではないでしょうか?
ペスト以来のーールネッサンス
〇〇主義生まれるかもねーー