昨年12月のことですが、瀧澤菜美さんの「ハイブリッドヒプノセッション」というのを受けました。
「ヒプノ」って催眠療法のことで心理療法の一つなのですね。
「寝ている間に自分の前世をしゃべりだす」というイメージでした(笑)←これ一般的だよね?
いや、心理療法ですよ。
なぜ受けたのかというと、ヒプノがどういうものか興味があったというのと、こんな方にお勧めという文を読んで「心の傷を癒したい」とか「心のブロックを解除したい」とかいろいろ気になることが書いてあり、それもそうだし、私のここ数年の問題に「発達障害の家族」というのがあり悩んでいたのですが、自分がどうありたいかの決意ができたので、それを踏まえて前に進んでいきたいというのがあり、そのためのスッキリを求めて申し込みました。あ、でも決定打は普段よりお安くなっていたからですね(;^_^A。
今思えば、過去の清算をしたい気持ちもあったなぁと思います。
こういうのって対面がいいかと思うのですが、私は遠隔でお願いしました。東京が遠かった。
さて、当日。リラックスして受けるということで、いつでも寝ていいように部屋を暖かくして体に毛布をかけて、電話はハンズフリーにして横になってスタンバイ。
まず最初はヒプノが触れる潜在意識・心についてのお話。
・無意識は96% 意識できるのは3、4% ←これ宇宙と同じ!?
・意識は向けた方向に行き、時間と空間を超える。
・他者がいて自分を認識する。
・過去に何があってこの現実が起きているのか。自分のエネルギーに会いに行く。
ということでした。
それから私の家族について質問を受けました。
父親がもっと幸せになるにはどうしたらいいと思うか?と言った感じ。
私は長女で妹と弟がいるのですが、例えば妹なら「好きなことをしているから今のままでいい」と答え、弟については「補い合い、支えてくれる人がいるといい」と答えました。
こんなやり取りの中で私の「怒り」について菜美さんは何か感じ取ったようで、
「小さい時の怒っている自分に会いに行きましょう」と言われました。
怒っている自分と言えば・・・
両親は新潟出身なのですが、私は北海道で生まれています。
2歳下の妹が生まれるとき、私はしばらく北海道の親戚のところにいたと親から聞いています。
その時の記憶はないのですが、たぶん、わけもわからず親と別れ、知らないところに連れてこられたことを私は怒ったのではないかなぁと思いその情景を思い浮かべました。
「どんな様子?どんな髪型?服装は?」
わかるはずもないので適当に答える私。
「おかっぱで赤い服を着ている。無表情」
「お母さんと離れたくなかったけどどうしようもなかった」
想像を膨らませ、こうだったんじゃないかなぁというのを答えていきました。
「叔父さん、叔母さんはよくしてくれたけど、心を開けなかった」
「檻の中にいるよう」 なにかここで一段深いところに行ったような気がしました。
「そこを出てどこに行きたい?」
「あったかいところ。暖炉の前。(ハワイに行きたい)」 ←ハワイは声にならなかった
「そうだね。すごく冷えてたね。小さい自分を抱きしめてあげて。」
と、佳境に入っていくのでした。 つづく。 ヒプノ体験 その2