3月6日(水)17時26分 天王星が牡牛座に入りました。
天王星の公転周期は約84年です。
天皇陛下が85歳とのことなので、空の天王星はぐるっと回って生まれたときの天王星に重なり一周したのですね。
天王星は一つのサイン(星座)を7年ほどかけて運行します。
2011年3月12日に牡羊座に入りました。牡羊座は占星術でいうスタートのサインです。
新しい天王星84年のスタートを切り、今日12章のうちの2章めに突入したという風に考えることができます。
今までの積み重ねを土台にしながら新しい時代が始まっていく。
天皇陛下の退位と重ねて考えるとわかりやすいですね。
天王星が入宮したその瞬間のホロスコープは天王星が牡牛座を運行する7年間を象徴します。土星以遠の天体は社会的な現象としても現れてきます。
どんな影響があるのか考えてみたいと思います。
星たちは左半分に集まっています。
他者との関係を通して自分自身についてより理解をしたり、自分の中にあるものに気がつき獲得していく傾向があります。他者との関係は重要なテーマのようです。
天王星は8ハウスなので親密な関係において受け入れられるか、譲れるかといった事に関係しそうです。
男性天体2 女性天体8 エレメントは火1 地4 風1 水4
女性天体が多いので自分の内側に思考が向きやすく、アセンダントの乙女座をはじめとして横の軸、縦の軸は柔軟宮なのでそれこそ柔らかさをもって柔軟に対応していくことがいい流れを作っていく突破口になりそうです。
「思い込みを捨てる」こと。固定概念を捨てないとあちこちと壁にぶつかりそうです。
牡牛座は地の星座です。安定やマイペースといった性質がありますが、そこに天王星の「改革」や「枠を超える」力が加わるので、新しい価値観の自分になるイメージがあります。
他者からの刺激をうけて、やさしさやいろいろな愛の形を知ることで大きく成長する可能性があるのだと思います。
自分を表す太陽や月のそばに夢や理想を表す海王星があることからもその成長は無限大に広がりそうです。
ただし、こだわりが捨てられないならば、迷いが生じて依存的になったり、もやもやして不安に襲われるようなことにもなりかねません。理想を求めるだけで何もしなければ変化はありません。思うようにいかないことがあるなら現実をしっかり認識して、それに柔軟に対応することでしょう。共感を得ながら少しずつ進むことがいいですね。2極化が広がる危惧を感じます。
自分がどうありたいのか意識することは大事ですね。
そして天王星は金星と90度というハードな配置であり、ミューチャルリセプション(お互いの支配星を交換している状態)です。簡単にいうとかかわりが強いです。
あなたの感性や心地よさは、天王星の新鮮な刺激を受け、新たなものに刷新される要素が強いです。お金の価値感についても変わるでしょう。
仮想通貨はもっと一般的になるのかもしれません。
変化には苦痛を感じることがありますが、慣れていけば「たしかに便利」とか、「そんなにこだわらなくてもよかった」という風になっていくことが多いように思います。
同じ日に逆行を始めた水星がキロンと重なっています。
他者との関係で考え方の違い、言葉の掛け違い、、勘違い等によるトラブルは起きやすいかもしれません。それこそ柔軟に自分の発言を振り返ることが必要でしょう。今の時代はSNS等で言いっぱなしでやり過ごすこともできるのですが、そこは気を付けたいところです。
国家間でこういうことがあると怖いですね(-_-;)。
小惑星も見るとMCにジュノーが、ICにセレスが海王星にはベスタが重なります。
DCには太陽と月が重なり、アセンダントを入れるとグランドクロスが形成されます。
そしてアセンダント、牡牛座の火星、山羊座の土星で地のグランドトライン。
補佐的なよみかたになるのだろうと思いますが、宿題として新たに考えてみます。
人との関係からの学びと自分の価値観の変化があり、柔軟な対応の中で成長していく。
それらをいいイメージを持って、人生に役立てていただけたら嬉しいです。
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