5歳の女の子が虐待死という痛ましい事件がありました。

 

その子が書いた手記があって・・・

というか!普通5歳と言ったらまだ字は書けないからね。

小学1年生になって字を習います。

とは言え、最近は保育園や幼稚園の頃に読めて書ける子も多いかもしれません。

ひらがなの練習で書いたとあります。

 

4月末に見た映画「ミスミソウ」を思い出しました。ミスミソウのこと書きたかったんだ。

この記事の後半で少し書いています。→4月30日の満月の星読み記事

 

この主題歌を歌った飯田市出身のタテタカコさんが大好きでライブを聞きたかったからドキドキ

そうしたら、R15指定でグロくてショック、エグくてぼけー、血のシーンが多くてアセアセ、撃沈チーン←こうなりました。

 

元々ホラー漫画を映画化したものです。田舎の中学生が舞台。

田舎に住むおばさんとして「それはないでしょ!」というつっこみどころが多々あり、

中でも「田舎は何もなくて若者が鬱屈する」みたいなところは否定したい。

 

うちもかなり田舎ですがそんな風になりませんから!

周囲がだまっていませんから!

↑控えめに否定。

映画は面白かったんですw。終わった直後はそんな風に思えなかったけど。

 

出てくる出演者が皆、ありえないくらい傷つきすぎえーん

もう狂気の沙汰。 狂ってた笑い泣き。 学校の先生もまじヤバイ滝汗

 

過去に虐待を受けていた子も出てきます。←話が戻ってきたゾw。

 

殺戮が繰り返されていくのです。血が飛び散るのです。

冬の雪のシーンで、赤い血が飛ぶのです。

もう赤と白の対比。

春花(主人公)が来ているコートも赤です。

命を象徴しているようです。

 

混乱した頭で気づいたこと。

それは・・・怒りも愛から来ているんだということ。

 

何かを必至で守ろうとして、邪魔する者に向けられる暴力の根底にあるのはなのか。

あなたが守ろうとしているものは、こぶしを振り、相手を打ちのめすほどの爆発的な力を振る必要があったのだろうか?

そしてそれで救われただろうか?

それはその行為で満たされただろうか?

 

・・・違ったよね。

 

自分の心を見失わないで。

本当に欲しかったもの。本当にしたかったこと。

 

暴力に従うのではなく、誰かその愛をわかってあげられたら良かったんだ。

 

でも、一人一人その愛が違って、それがかなりムズカシイ・・・。

 

 

映画は救われない終わり方でした。たくさん可能性は閉ざされてしまった。

唯一生き残った子は罪の重さに耐えられるのか・・・。

 

いちるの望みはエンディングに流れたタテさんの歌。道程(みちのり)

 

もうこれが流れないと重たくて重たくて、沈んだ気持ちが浮き上がれません。

この曲はさわやかなので、このストーリーなら「宝石(←すでに使われているけど)とか「冒涜」とか「混濁」とかじゃないの?

とか思っていたのだけれどこの映画は道程じゃなきゃダメです。

 

主演山田杏奈さんへのインタビューとストーリーはこちら ストーリーは下の方に出ています。

 

相手役の清水尋也くんがインタビューで「常に根底にあるのは愛情だと忘れずに演じようと心がけました」と言っていますラブラブ

http://tokushu.eiga-log.com/new/5616.html ←これにはタテさんも出ています。

 

映画を見終わったあと、なんとこの映画のプロデューサー田坂公章さんが東京から駆け付けてくれたのです。

サインももらった(笑)。

映画のパンフレット、血だらけの主人公の写真が嫌だったけどやっぱり買ってしまい、そして読んでよかった。

あと、この清水くんが演じる相場君が長男にそっくり(笑)。

清水くんはいいけど、相場君は相当ヤバイ↑。

 

田坂さんとタテさんのトークも映画の理解を深めてくれました。

それについてはまた書きます。