5月29日 23時19分 月☽は射手座10ハウスにあり、太陽☉は双子座4ハウスで向かい合い、満月です。

太陽のそばには双子座に入る直前の水星がいます(もともと水星は太陽のそばを28度以上離れませんけど)。

そして水のサインの大きな三角形が特徴的ですね。

 

 

月は10ハウスという「社会的な立場や肩書、成果」などがテーマの領域にいます。

なにかずっと学んできたことを発揮したいと思ったり、胸の奥にしまいこんでいた思いを、外に向けて出したいというような気持ちを持ったかもしれません。

 

 

月のサビアンシンボルは階段で子供たちを連れている母親です。

助けを借りることで目標を達成。

自分よりも進歩していない人たちに対する手助け。

新しい世代に今までの生産物、技術、知識などを教えること。

より進歩した人から指導を受けながら発展する。

成長したら指導する側になる。教育者。

 

シンボルに出てくる「子供」と「母親」は対照的な立場ですが、どちらも自分自身を表すのが興味深いですね。「現在」と「未来」を表すのかもしれません。

 

 

そして月と向き合う太陽のサビアンシンボルは「矢で満たされた矢筒」

強い集中力で問題解決に取り組む。

障害物を超えてその向こうに突き抜ける力。

知的な集中力を極限まで推し進めたあらわれ。

思い詰めて健康を壊す可能性。

求道的な方向での優れた才能。

 

人の助けを借りながら、自分の力を発揮していいし、発揮するとき。

共感してくれる人たちが現れて支えてくれる。

これは集まると社会を変えるほどの力になりそうです。

ルールだマナーだとうるさく感じる声にも真理がある。

そうして問題を越えてやりたい方向に突き抜ける。

傷は癒され、仕事の縁が広がる。

射手座のように自由でまっすぐな気持ちが大事です。

 

太陽と月の配置に対して調停の位置にある火星のサビアンシンボルは

「先祖の委員会」です。

周囲からの救いの手に気づくこと。

先祖や過去の力からの助けがある。

意識を広いネットワークへと拡大する挑戦。

 

自分を助けてくれるのは身近な縁のある人なのかもしれないですね。

太陽は4ハウスというルーツや家、親、基盤という領域にあります。

今回浮かんだ目標を達成するヒントはおじいちゃん、おばあちゃんの職業とか、家柄や住んでいる地域にあるかもしれません。

火星はドラゴンテイル(過去世でやっていたこと)と重なっています。

 

満月は、何らかの形で「実現、達成、成就」となるようなタイミングです。

じっくり考えてきたことも水星が双子座に移ると(5月30日、明日の朝です)、スピード感が出そうです。

 

半月前の新月から振り返ってみるならこちら→牡牛座新月の記事

 

それではよき満月、良き2週間を!