廿日市 広島から日本を元気に!する市議会議員
宮島の目の前の、おぎ村 ふみ規です。
第1066号
本日の日本経済新聞朝刊1面から
787万人の潜在力 甘い誘惑越え、羽ばたく
787万人とは日本の専業主婦の数です。
そして、甘い誘惑とは常々問題だと思っていた
103万円と130万円の壁!!!
130万円の壁と103万円の壁とは・・
例えば会社員の妻らは年収130万円未満なら
夫の扶養者として法顕料を払わずに年金や
健康保険が受けられ、103万円以下なら配偶者
控除もある。
これがこの記事でいう『壁』であり『甘い誘惑』
なわけです。
この甘い誘惑の壁を超えられない為に
日本の成長力がそがれていると。確かにそうですね。
年金受給者の方もほぼ同様の事が言えます。
わしらー、年金貰いよるけー
仕事はこの位にしとかんと、年金が減らされる!
まるで各自治体が自主的に財源を確保すると
ほぼ同額の交付金などが減額されるので
各自治体が頑張らない!(頑張れない!)
というのと似ています。
これを少し解説すると、国は各自治体の人口規模などを
勘案して『これくらいの規模の街にはこの位の財源が必要』
という基準を決めています。
サンプル
A市 人口10万人 →必要な財源の規模10億円
A市が生み出せる財源→7億円
3億円足りない部分を国が補ってくれる。
これをA市が頑張って8億円生み出すとすると
国は3億円配っていたものを1億円減らして
2億円しかくれません!
上記は物凄く大雑把な例えですが
これだと、どの自治体も自分の街で利益を生み出そう
とする努力をしませんよね!!
これからこの交付金はどんどんと
減少していきます。
我が街でも約25億円ほど、ここ数年で減ってしまいます。
25億円分の行政サービスを減らして市民が我慢するのか?
はたまた、25億円増税して同じサービスを提供するのか?
さらに新たな事業などを通じて25億円生み出すのか?
まだまだ選択肢はあると思いますが、
こういった決断を早期にしていかなければなりません。
今回の日経の特集にもあるように
上記の様な課題の解決の鍵になるのは
私も女性の皆さんの頑張りにあると。
そして今回の特集にはありませんが
僕が思うもう一つの鍵は、シニア層の頑張りだと!!
女性の活力
シニア層の起業や街づくりへの積極的な参加による
税金投入削減
こういった事が積極的にやっていける
環境を作れた自治体が生き残っていける、
いや、住みたい!働きたい!そこで子育てをしたい!
と思ってもらえるような街になるのは間違いないと思います。
こういったエリア構築の為、皆さんの知恵を集め
街づくりに励みます。
増税より、市民の積極的な街づくり参加により
皆が笑顔の街を!!
感謝!荻村 文規