出口調査からみる、調査・検証の重要性! | おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

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廿日市が100年後も選ばれるまちであって欲しいと願う、広島県廿日市(はつかいち)市議会議員おぎ村ふみ規(3期目)のブログです!

皆さん、こんにちは!
廿日市 広島から日本を元気に!する市議会議員
宮島の目の前の、おぎ村 ふみ規です。



本日も廿日市市議会12月定例会開会中であり
衆議院議員選挙投開票日まであと5日です。


【出口調査 参考画像】


廿日市市役所7階が期日前投票の投票所なのですが
先ほど通りかかると、出口調査の調査員の方が投票を済まされた
皆さんに聞き取りをしていましたよ。

出口調査とは、選挙の時に投票日だけでなく
期日前投票(きじつまえとうひょう)の時にも
投票所の外で待っていて、投票を済まされた方に
『投票動向調査にご協力頂けますか?』
と、ヒトコト了承をとったうえで、選挙区、そして比例区
に誰に?どの政党に?投票したのかを聞き取る調査の事です。

皆さんも投票の後、協力されたことがあるのではないでしょうか?

こういう調査の積み重ねが、開票日の“各局”が出す
『当確』に繋がったり、各誌が発表する情勢分析に繋がっています。

大手テレビ局や、大手新聞社は何千人もの
スタッフを雇ってこの調査を実施するところをみても
情報の持つ重要性がわかります。


ひるがえって、各自治体はどうでしょうか?
『調査、検証をします』
とは、良く聞く自治体業界用語です。

じゃぁ、どれだけ本気でどれだけ費用をかけてやっているのか?

全てではありませんが、はなはだ疑わしい事例もあります。




昨日の廿日市市議会議員全員協議会で議題にあがった、
アルカディアビレッジの存続問題
この施設は大入浴場、研修施設を備えた宿泊も出来る施設です。

指定管理者制度といいまして、
もともと市が運営していた施設を民間に管理料を払って任せてやっていましたが、
運営していた企業がこの施設で赤字が続き、期間途中で契約を打ち切り
今年9月24日から休館状態になっていました。

今朝の中国新聞インターネット版にも昨日の議会での状況が
記事になっています。
『保養施設、指定管理で再開へ』
クリックhttp://ameblo.jp/ogimura-fumiki/entry-11423520528.html

記事にもありますように、
廿日市は5市町村が平成17年に合併した街です。
1町を除く、旧4市町に類似の保養施設があります。

旧吉和村 魅惑の里クリックhttp://www.miwaku-village.com/
旧大野町 べにまんさくの湯 クリックhttp://www.benimansaku.jp/
旧宮島町 国民宿舎みやじま杜の宿 クリックhttp://www.morinoyado.jp/

合併時にそれらの施設が本当に市民の為、訪問客の為に
市が運営する施設(市が税金等投入して管理運営する)として
必要かどうかという、まさに検証が行われたのでありましょうか?


私は税金を使ったり基金(その施設の運営等の為に貯めたお金)を
取り崩してまで、市が上記のような保養施設を管理運営していく事は反対です。


大変厳しい財政事情です。基金にお金があるのであれば、
もっと必要な所に充当していくのも一案ではないでしょうか?

そして、民間で運営して頂けるものであれば、市の関与をなくし
売却なども積極的に検討する時期に来ていると思います。

市の業務の中でも民間に移せるところは多くあります。
こういう議論になると必ず出るのが、
“サービスの低下や質の担保ができるのか?”
という意見です。


民間のノウハウを活かしながら、市民の皆さんの福祉向上だけではなく
来訪されるお客様にもに大いに喜んでもらえるような業務や施設を知恵を
絞ってやっていくべきと考えます。



感謝!荻村 文規