政治家の引き際 そして頂いた言葉の重み 中川秀直代議士引退表明 | おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

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廿日市が100年後も選ばれるまちであって欲しいと願う、広島県廿日市(はつかいち)市議会議員おぎ村ふみ規(3期目)のブログです!

皆さん、こんにちは!
廿日市 広島から日本を元気に!する市議会議員
宮島の目の前の、おぎ村 ふみ規です。


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本日の中国新聞 インターネット版
クリック「中川秀直氏が引退表明 衆院選不出馬、世代交代理由に」


「ついにこの日が来てしまった」
というのが僕の最初の感想です。


もう一期務められて引退、という風に思っていたのもあり
非常に残念と思う一方、
「安倍晋三新総裁の下、世代交代した方が良い」
という記事の代議士の言葉を読むにつけ、さすがだなぁ、というお思いもあります。


私と代議士のご縁は、国士舘大学の恩師である、クリック斉藤元一元教授であります。
斉藤先生の父上様は、閣僚まで勤められたクリック故斉藤栄三郎氏

斉藤栄三郎先生は、中川秀直代議士と同じく日本経済新聞社出身で
日経出身初の大臣になられた方です。ちなみに中川秀直代議士は
日経出身の2番目の大臣でした。

私が大学4年当時、松下政経塾を不合格となり、国会議員の秘書となるべく
斉藤教授の紹介で、斉藤栄三郎先生の門を叩いた時の会話は今でも忘れられません。

「荻村君、中川秀直という政治家は必ずこれから大成する。
大いに学んできたまえ」


当時の私は、お恥ずかしながら、中川秀直という政治家の「な」の字も
知らないような状態でした。一応当時色々と調べてはみましたが、
2回目の落選からカムバック直後で当時の三塚派に所属している国会議員
程度の知識でしたので斉藤栄三郎先生のお言葉を最初は鵜呑みにすることは
出来なかった。

私は平成8年4月から平成21年12月末まで中川秀直代議士にお世話になり
薫陶を受けてきたわけですが、最初の5年半はいわゆる「カバン持ち」として
それこそ朝から晩まで四六時中、身の回りのお世話から運転、全国遊説の
随行など、政治以外の部分まで中川秀直代議士にご指導頂きました。

「おい、怒られるのが嫌だろうが、怒る方が辛いのだぞ!」
「まずは、周りだ!気を使って気を使って使いまくって最後に
気を使えることがないと確信したら自分の番だ!」


など、今でも鮮明に覚えている言葉の数々。
涙が出てきそうです。


科学技術庁長官、内閣官房長官
自由民主党幹事長、幹事長代理、政調会長、国対委員長

などなど、華々しい経歴とスキャンダルによる閣僚辞任。

光と影の裏には、昭和51年新自由クラブでの当選以来
ご支援し続けて下さった地元、そして日本全国の多くの
支持者の皆さま、、切磋琢磨されてきた政治家同志の皆さま、
歴代スタッフの方々、そして何より
ご家族の支えがあります。

政治家中川秀直代議士の最後が迫ろうとしている
今だからこそ、思うことがあります。

斉藤栄三郎先生のお言葉、
「中川秀直という政治家は必ず大成する
安心して学んできたまえ」


これからも師の言葉の数々を胸に
精進して参ります。
本当にありがとうございました。
そしてこれからもご指導願います。



感謝!荻村 文規