議員報酬って、高い?安い? | おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

廿日市が100年後も選ばれるまちであって欲しいと願う、広島県廿日市(はつかいち)市議会議員おぎ村ふみ規(3期目)のブログです!

こんにちは!

廿日市 広島から日本を元気に!する市議会議員

おぎ村 ふみ規です。


昨日はお隣り、広島市議会 豊島岩白(がんぱく)議員

昨日、久しぶりに会うたら写真よりも随分太ってたような・・




の企画

『議員報酬 High and Law?』

に参加してまいりました。


タイトルのとおり議員報酬について、高いか安いか

皆さんと議論する場です。




参加者は地域の方、経営者、法科大学院学生などなど

多岐の職業にわたりましたが、地方議員はワタシだけでした。


昨日出た意見は、

①特に広島市議会は貰い過ぎだ。全国の類似都市(人口規模)での

 平均位で良い

②地方議員の職務の範囲や、実際何をやっているのかわからないので

 判断の使用がない。

③安い!議員を減らして能力のある議員にもっと出すべき!

などなど。


①に関して

ご参考

広島市議会議員   報酬月額86万円 (別途政務調査費 月額30万円)
廿日市市議会議員 報酬月額42万円 (別途政務調査費 月額2万円)

政務調査費については使途基準が厳しく額面どおり全て使えるとは限りません。

※報酬は一般的に人口の多い都市ほど報酬も多いです。



②に関して


職務は『揺り籠から墓場まで』でありますので、議会活動以外でも多岐にわたります。

そして、議会レポートやHP、ブログ、フェイスブック等で情報発信を『常に』やっている

議員はそんなに多くありません。

ポイントは『常に』です。

私なんかも、他の議員のHPやブログを覗いて気に入ったとしても

次回覗いたときに更新されてないと、もう次はないですよね!!


HP持ってます!って言う議員は多いですよ。

しかし、更新が前回選挙後で、新年の挨拶もその年のママ!みたいな

不細工な事を『シラッ~』とやってのけてる議員が多いこと!


『まぁ、作っときゃえーんよ!。

どうせワシの支持者はパソコン使えん人バッカシじゃ!』

こんな声をよく耳にします。。


そして③

これは理想です。ちなみに私たち地方議員は

年金、保険、退職金等一切ありません!!!

昔は特権みたいな議員年金があったようですが、

そんなものは現在ありません。

すべて自分たちで年金を掛け、保険を掛け

そして4年に一回

『選挙』というお金も時間も労力もかかる洗礼を受けなければ

なりません。別に同情していただきたいわけではありませんよ。

そういった事があるという『事実』を知っていただきたいだけです。

しかし、時節柄報酬を『減らす』議論は出来ても『増やす』議論は

出来ないのが現状です。



ワタシ自身が思うに、幾らの報酬が適正なのか?というのは非常に

難しい問題です。

たとえば議会でわれわれは理事者(市長を中心とする執行部)と対峙して

議会にのぞみます。

だいたいどこの自治体の理事者側出席者は

市長

副市長

局長

部長

次長

クラスの皆さんです。

そして、我々議員。

一般的に役所の市長を頂点とするピラミッドで言えば

頂点の市長の給料が一番多く、以下順次下がっていくわけです。

一般企業とほぼ同じといえると思います。


じゃ、ワタシ達議員の報酬(給料)レベルは理事者側のどの辺かといいますと

課長補佐、もしくは課長

の皆さんの給料レベルです。



と言うことは、議場で対峙している役所の皆さんは

全員議員より

『高い給料を貰っている人
バカリ!!』


と言うことになります。

2元代表制の一翼を担う!

なんて格好良く言っていても、報酬レベルで言うと

議員の報酬はそういうレベルです。



中々どの位が適正なのか?という点を金額で表すのは難しいのですが



『あの議員は良く働いとる。もっと出してあげても良いのでは?』

と思ってもらえるように、日々精進します。


それが今のところの僕の回答です。




今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!