わしが尊敬してやまない、
の生みの親、上田秀夫社長から
以前頂いたメッセージを原文ママ
掲載させてもらいます。
何か感じてもらえたら幸甚です。
さて、最近の国内は、混乱するのは政治だけでなく、連日社会面で親と子までが命を殺める記事が続いています。また、お年寄りが1人で死んでいくのに誰も気がつかない。なんで、どうして、日本は、こんな国になってしまったのでしょうか? 古事記には、倭建命(やまとたけるのみこと)が、懐かしい故郷のすばらしさをたたえて詠んだ「国ほめ歌」として、「倭(やまと)は 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠(やまこも)れる 倭しうるはし」とあります。私達の国は、まほろばの国であり、「素晴らしい場所」「住みやすい場所」だったのです。
日本は、小さな幾つもある小国をまとめて、一つの国家を形成した時に、それまで「倭(わ)国」と言っていた名称を固有の高尚で、みやびな趣のある雅称として「やまと」と言うようになりました。大正大学の客員教授であり宗教評論家の「ひろ・さちや」さんは、「やまと」をやまと教と言い、この三文字の中に日本人の心の原点があるとしています。 「やまと」は、「やさしさ」、「まこと」、「とも生き」という三つの言葉からできたという。つまり、日本人の心には、やさしさとまことがあり、共に生きようとする原点があると。現代の日本人は、この心の原点を失ってしまっているのではないか、と思うこの頃です。
私は、塩を通して日本人が失ってはならない心の原点に気づいて戴く活動を続けます。
また、機会がりましたら、「塩と健康」について、講演をさせて戴ければ幸いです。
今後とも、よろしくお願いします。
2010/9/10 キパワー㈱ 上田秀夫