病院で働いていると





一般の人にはわからない言葉が飛び交うことがあります






医療用語というか専門用語はもちろんのこと・・・






手術室とかだと、

「0番お願いします」

「4号室、5番です」




とか、意味不明な放送が流れたり





あるいは、





「9号室、飛び込みます」






とか






なんのことやらー?






麻酔科のドクターを呼ぶ合図だったり、手術が始まったとか終わったとかそんなんだったり、緊急手術の患者さんが文字通り飛び込んでくるとかそんな意味だったり・・・






もっと簡単なやつは、白血球=White cell=ホワイトセル=ワイセ




とか





「ワイセが500です」「ひえー」とかね






医療用語が和製英語でさらに短縮されたり、変な読み方するパターンね






それから、院内放送で






「コードブルー  コードブルー    3階病棟」






だったり






「院内119   119     耳鼻科外来」






なんて言う場合は、患者さんが急変したからみんな集まれー(もしくは、救急担当の先生早く来てー)ってことです






病院によっていろいろです





「ハリーコール   ハリーコール」
ってのもあれば






「ハリー先生   ハリー先生」






ってところもありました






Hurry=急げ     ってことだね






「ハリー先生」を「針井先生」だと思ってたことがある





どこの科の先生なんだ?院内PHS持ってないのか?











「エッセン行ってきます」






というのは、食事に行くことです






エッセンはドイツ語か?シャウエッセン的な?






今でこそ、ドイツ語をあえて使う医者は少ないと思いますが、わたしが学生の頃とかは、ドイツ語で医学用語を話す人がけっこういました






クレブスは癌






マーゲンは胃





なので
「この患者さんはマーゲンクレブスも合併しておりまして・・・」
なんて感じで、教授にプレゼンテーションしたり






今でもマーゲンという言葉はよく使いますね






鼻から胃まで通して栄養剤を注入する管は今も「マーゲンチューブ」と呼んでます(チューブは英語か?)






手術室のことを「ザール」とよぶ病院もありました






あれもドイツ語ですね






退院のことを「エントラッセン」とか






いまだに、けっこう流通?している言葉も多いですね





隠語的な、医療従事者だけが通じるワード的な使い方なのかなー?と思います






どこの業界でもあるでしょうね






さすがに最近は「クランケ(患者さん)」とかは言わないけど、使ってるところもあるのかな






若い子にはだんだん通じなくなるのかなーとか思います






そして、医療の透明化のためにも、患者さんにもわかる言葉で話す方がいいのかもね