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今年の絵本22冊目
☆★☆★『どうぶつさいばん タンチョウは悪代官か?』 竹田津実・作 あべ弘士・絵 偕成社
【いったい誰が悪いのか】
 どうぶつさいばんシリーズ第二弾。今回の舞台は北海道の湿原です。訴えられたのは,タンチョウです。そして,訴えられたのはヤチウグイ。タンチョウに食べられ続けているのです。裁判長のワタリガラスのもと,裁判がはじまります。さて,誰が悪いのか。とても強いメッセージを感じる作品です。

子どもたちは,前作を懐かしみながら聞いていました。今回はいざ裁判のところで「みんなならどうする?」と聞いてみました。即答しないところをみると,ボク同様子どもたちも答えが出せなかったようです。でも,きっとあれこれと考えることにこそ意味があるのかなと思います。

ということで,
『いつも笑顔で元気です。☆』