かごを作る
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

カゴの修理①

年内にカゴの修理をしようと始めてみました。

パッと見 直せそうに思い、引き受けてしまいましたが…。


高さ27×長さ33×幅20cmの手提げカゴ

たて芯は1本で1.75cm間隔


たて芯1本というのは、柔らかなフォルムにはなりますが、実用的には弱いと思うのです。

更に経年劣化でパキパキ


たて芯が折れていると、編み芯を通せないので芯を差し換えるのですが、編み芯が目打ちに耐えるか心配しながらの作業。


編み芯も差し換えて編み直しましたが…。
折れている箇所が多いので、裏が継ぎ目だらけになってしまいます。

同じ編み芯があちこちで折れています。
継ぎ目を減らすため、なるべく長く1本で直そうと、折れた芯を辿りながら外して行くと…。
おお!スケスケ
脆くなった芯に編み芯を前後させて、いつ折れるか心配しながら編むのは大変です。

頑張って直しても耐久性は望めないでしょう。

Q.「直す」とはどういうことなのでしょう?

A.「再び安心して使える手提げカゴにする!」

本体を新しい材料で編み直して、犬の頭を移すことにしました。
修理の続きは来年へ持ち越して、今年のカゴ作業はおしまい。
植木屋仕事もおしまい。
園芸関係は、あと3回。

大掃除を始めるぞ‼️
今年こそ作業部屋の掃除を残さないように気合いを入れます。

奥会津 三島生活工芸館の「冬のものづくり教室」が始まりますね。
10年以上ぶりになりますが、行きたいなあ…。
行って、もう一度マタタビの香りに癒されたい。

https://www.okuaizu-amikumi.jp/info/r7huyunomonodukurikyousitsu/

今年はボチボチの更新でした。
久しぶりに開くと、皆様に起こったことに胸が痛みました。大きな変化が訪れる年齢ですね。
悲しいことがあった方々
被災された方々
お見舞い申し上げます。

社会情勢も、必ず起こるという地震予告も、不安が尽きませんが、

来年 皆様にとり良い年になりますように お祈り申し上げます

ポツポツ更新の私のブログを読んでくださった皆様、ありがとうございました。





底から側面に続く縦網代

茶籠と蕎麦ざるを作りたい。

1ヶ月に1回の竹工芸教室では、着実に進めて行くつもりでいるのに、毎月あっという間に1ヶ月が経ってしまい教室もサボり勝ち。

それでも少しずつは進めています。


縦網代を底から側面に続けたいのだけれど、

ヒゴ何本ならば上手く模様を続けられるのか? 3の倍数か?

角はどう編むのか?

角で5本飛ばしはしたくない。


ようやく謎が解けました。
もう少しヒゴを細くして、面取りもして…。
ふっくらと立ち上がったら きっと素敵な籠になるはず!

さて、次なる問題は節の位置
重なりの上に節が来るようにずらします。
ヒゴが長いから大丈夫かと、深く考えずに節を並べたけれど、角に節が来たり、長さが足らなくなったりして大失敗。

次回はちゃんと考えましょう。
今年の竹細工はここまでかな?

カゴの修理依頼

またまた修理依頼がありました。





古いものを大切にしながら暮らしていらっしゃる方だそうです。 

自分が籐工芸を習い始めた40年前びっくり

パンかごにもクズかごにも動物の頭がついていましたっけ。

その頃のかごでしょうか?

若い私はシンプルが好みで、「要らないなあ熊の頭」etc.思っていました。

朝ドラの「あんぱん」のリビングにも犬の頭付きのかごがありましたね。

昭和レトロ雑貨 動物の頭付き籐のかご


さて、

➀たて芯は1本ですが、縁以外は折れていない?(よく見ると、かなり折れていた。)

②編み芯は底で14本、側面80か所、縁16本折れています。





色も違うしね。

どうする?

作り直した方が早いけれど…?


「大切に使いたい」気持ちは分かるけれど、悩ましいです。


昨日は、友人と注連飾りを作りました。

【蘖の会】の皆さんに教わっては、復習しながら友人に教えています。



左端は去年のデザイン

「めがね」というデザインは先の見通しが良くなるとか…。

果たしてどんな1年だったでしょう?

植木屋仕事の日は風呂入って夕飯食べてお仕舞い。

休みの日は溜めた家事をしてお仕舞い。

これじゃあいけないと、繰り返し思うばかりで 遂に12月に突入してしまいました。

1年間のなんと短かいことでしょう。


右が昨日作の注連飾り

土俵を作っているところから分けていただいた藁だそうで、心が浄められるようです。笹アメの香り


ヨッシャ、せめて12月はダラダラしないように気合いを入れよう‼️


1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>