カゴの修理①
年内にカゴの修理をしようと始めてみました。
パッと見 直せそうに思い、引き受けてしまいましたが…。
高さ27×長さ33×幅20cmの手提げカゴ
たて芯1本というのは、柔らかなフォルムにはなりますが、実用的には弱いと思うのです。
更に経年劣化でパキパキ
たて芯が折れていると、編み芯を通せないので芯を差し換えるのですが、編み芯が目打ちに耐えるか心配しながらの作業。

ポツポツ更新の私のブログを読んでくださった皆様、ありがとうございました。
底から側面に続く縦網代
茶籠と蕎麦ざるを作りたい。
1ヶ月に1回の竹工芸教室では、着実に進めて行くつもりでいるのに、毎月あっという間に1ヶ月が経ってしまい教室もサボり勝ち。
それでも少しずつは進めています。
縦網代を底から側面に続けたいのだけれど、
ヒゴ何本ならば上手く模様を続けられるのか? 3の倍数か?
角はどう編むのか?
角で5本飛ばしはしたくない。
カゴの修理依頼
またまた修理依頼がありました。


古いものを大切にしながら暮らしていらっしゃる方だそうです。
自分が籐工芸を習い始めた40年前![]()
パンかごにもクズかごにも動物の頭がついていましたっけ。
その頃のかごでしょうか?
若い私はシンプルが好みで、「要らないなあ熊の頭」etc.思っていました。
朝ドラの「あんぱん」のリビングにも犬の頭付きのかごがありましたね。
昭和レトロ雑貨 動物の頭付き籐のかご
さて、
➀たて芯は1本ですが、縁以外は折れていない?(よく見ると、かなり折れていた。)
②編み芯は底で14本、側面80か所、縁16本折れています。


色も違うしね。
どうする?
作り直した方が早いけれど…?
「大切に使いたい」気持ちは分かるけれど、悩ましいです。
昨日は、友人と注連飾りを作りました。
【蘖の会】の皆さんに教わっては、復習しながら友人に教えています。

左端は去年のデザイン
「めがね」というデザインは先の見通しが良くなるとか…。
果たしてどんな1年だったでしょう?
植木屋仕事の日は風呂入って夕飯食べてお仕舞い。
休みの日は溜めた家事をしてお仕舞い。
これじゃあいけないと、繰り返し思うばかりで 遂に12月に突入してしまいました。
1年間のなんと短かいことでしょう。
右が昨日作の注連飾り
土俵を作っているところから分けていただいた藁だそうで、心が浄められるようです。笹アメの香り
ヨッシャ、せめて12月はダラダラしないように気合いを入れよう‼️




