近年は外国馬についての力関係もある程度把握できてきたので、昔のようにアッと驚くことはなくなってきました。日本馬のレベルが上がっているからか日本馬同士の決着も増えてますね。ジャパンカップの存在意義もそろそろ考える時期なのかもしれません。今年はソレミアの参戦は興味深いですが、凱旋門賞が特殊な条件でのレースだっただけに評価は微妙ですね。他の外国馬もレベルも適性も?ですし・・・。
◎ ③ジャガーメイル
○ ⑬ルーラーシップ
▲ ⑮ジェンティルドンナ
△ ④フェノーメノ
× ⑰オルフェーヴル
注 ⑧エイシンフラッシュ
本命はジャガーメイルを抜擢します。府中の2400mの実績はメンバー上位で持ち時計もあります。33秒台の末脚も持ち合わせてます。ヤネは昨日、人気薄での連対もあった若手ホープのビュイック。昨年のように内枠で我慢出来れば、休み明けを叩かれてデキも上向きですし、面白いと思います。
対抗はルーラーシップ。天皇賞はいかにも休み明けでしたが、それでも3着まで追い込んできました。上積みは計り知れないですね。カギはスタートですが、名手ウィリアムズですし、心配はなさそう。漸くオルフェーヴルに勝つチャンスが巡ってきたか。
ジェンティルドンナは53kgは魅力。牝馬3冠馬の果敢な挑戦ですが、勝算があってのこと。ローテ的には有力処では最も余裕のあるものですし、アッと言わせる場面があっても全くおかしくないですね。
フェノーメノは前走がメイチの仕上げだったはず。上積みに関しては厳しいと思います。ただ、センスのある走り、3歳牡馬では世代上位の力の持ち主、天皇賞での走りを見る限り、大きく崩れることはなさそう。距離も2000mよりは2400mの方がいいはずですし。
オルフェーヴルはいろんな意味で注目ですね。気になるのが、最終追い切りでヨレた点。遠征明けの疲れがまだ抜け切れてないのではないでしょうか。比較論からも府中よりは中山向き、軽い芝よりは重い芝向きだと思うので、今回は他馬にも付け入るスキはあると思います。
エイシンフラッシュはデムーロの好騎乗で天皇賞を制し、久々のGⅠ戴冠となりました。その勢いでここも制したいところ。ただ、距離は2000mがベストだと思うので、よほどのスローにならない限りは厳しいとは思います。ルメールの腕次第か?