育児ストレスの原因は色々あると思いますが(睡眠不足、疲労、配偶者へのイライラなど)、育児とずっと向き合っているとだんだん視野が狭くなることが大きいと思います。

視野の狭さとは、

・こうでなくてはいけないのに...と理想や願望に縛られる
・これがしたかったのに(できなかった)...と日頃の習慣に縛られる
 ・私ばかりが責任を負わされている、私ばかりが失敗を責められている...という被害妄想
・こんなに頑張っているのに認めてもらえない...という欲求不満

脳内グルグルになりませんか。

こうした考え方は、事実母親(育児担当者)がそうなっている側面も大きいですが、そのような経験から過剰に思い込んでしまうことも多い気がします。

これは母親が愚かなのではなくて、実際に四六時中子供と過ごし、子供のことばかり考えさせられているのだから当然です。
会社の社長やCEOと同じです。経営に無限無過失の責任を負わされていますから、寝ていても遊んでいても、頭や神経は休まることはありません(引退するまで)。ひとつのことを考え続けているのですから、視野が狭くなるのは当然。

CEOたちがどのようにそのストレスを解消しているのかはわかりませんが、彼らが意識的に解消法を持っていることは確実です。カウンセリングや薬、消費や豪遊、瞑想などヒーリング...人により色々なメソッドがあるはず。

不幸にして母親の多くは彼らほどの財力と行動力は持てませんが、自分のストレスを自分で生み出している視野の狭さを意識し、イライラのスイッチを自分で切ることができたらいいですよね。

観れなかった映画や行けなかったイベントや会えなかった人のことを考えるより、新しい本を読んだり勉強したり、家でできることをしてみるとか。
ゆっくり寝られなかったらいっそ起きて好きなだけ遊んでみるとか。
家事をおっぽり出す、逆に掃除をしまくる(おんぶなどして)とか。
新米ママなのであまりよい例が上がりません...。
日頃の習慣、性格や行動パターンによって陥りがちなイライラは違うので、解消法も変わると思います。

いずれにせよ、ストレスの原因と向き合いすぎると、そこに囚われてしまいます。育児ストレスの原因はほとんどどうにもならないことなんですもん...。

考えるのは解決したいから。でもそこを諦めて、視野の狭さを、脳内グルグルを解消する。

心の健康のためによい妥協だと思い始めています。

夜泣きと独り格闘後、朝5時から書いてた記事でした☺️スッキリしたー!