おげろぐ

iPhone /iPod touch /iPadにはタッチパネルは通常の一点感知タイプと異なり、二点を同時に感知できるタイプです。

この機能を生かして


 1)タップ(軽くつつく操作) ⇒ 選択、決定

 2)ドラッグ(画面に指を着けたまま操作) ⇒ 移動

 3)フリック(画面をはじく操作) ⇒ スクロール

 4)ピンチアウト(二本の指を広げる操作) ⇒ 拡大

 5)ピンチイン(二本の指を縮める操作) ⇒ 縮小


の基本操作で色々操作するわけですが、3)4)5)なんかはアップル社製品独特のモノでしょう。

ただ、全ての操作に対してのリアクションの"動き"が絶妙って言うか、直感的に受け入れやすいものです。

例えば、"フリック"してスクロールさせる時なんかは、フリックの速さに応じで、

画面が"惰性"でスクロールするように振舞うし・・

"ピンチアウト/イン"なんかも、思った通りの大きさに拡大縮小出来るすぐれもの。

これらの動きの"余韻"が他社にないonly one的な商品に昇華させている要因だと感じます。

子供でも直ぐ使いこなす秀逸なインターフェースが素晴らしい。

逆にこの二点感知型タッチパネルは、この操作をしたいが為に開発したシロモノとも‥


アップル社策定の操作に慣れてしまうと、他のタッチパネルが野暮ったく見えてしまい、ちょっと残念感が漂います。

仕事上、多数の工業用タッチパネルも触りますが、こっちの世界はタッチパネルの機能をmaxまで使うのですが

お世辞にもユーザーフレンドリーな造りとは言い難い‥

アップルはハードとソフトの造り込みのバランスがよく、余計なモノがないのですよね。

逆に日本はハード偏重主義で、ユーザーの為に作っている感はちょっと薄く、一見意味不明なボタンが多い‥

これは、パネルだけに限らず、地デジとかHDDレコーダ、携帯も同じ事が言えます。

(製品自体の技術レベルはアップルの製品はそんなに高くないのデス)

こんなエントリーを書いているからではありませんが、

今後(クライアントの理解が得れたら‥ですが)インターフェースの造り込みとかもやってみたいです。