腟がんは、腟壁の表面をおおう粘膜から発生する腫瘍です。
腟は子宮頸部と外陰をつなぐ長さ6~8cmの筒状の臓器です。子宮頸部と外陰をつなぐ長さ6から8センチメートルの筒状の組織で膀胱と尿道の後ろ、直腸の前にあります。
腟の壁は粘膜と筋層の2種類の層で覆われており、表面の粘膜からがんが発生します。がんが進行すると、粘膜の表面や筋層に広がることもあります。
腟がんのほとんどは扁平上皮がんで高年齢(60歳以上)、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が原因であることが多いです。腺がんは閉経後の女性に見られ、扁平上皮がんより肺やリンパ節に転移する可能性が高くなります。
腟がんは初期症状がみられないことが多く、兆候として不正出血やおりものをはじめ、性交中の痛み、下腹部の痛み、排尿時の痛み、膣内のしこり、便秘などがあります。
大変まれな疾患で女性生殖器がんの約1%程度です。
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