神社様にお願いをしてはいけない、、といいましたが、やっぱり神や仏にもすがりたいというときがあります。それははなちゃんが生まれてすぐの時

ボロゾーキンのような毛並み、足は引きずり、身体にはノミがはって目はヤニで開かない なんとも不細工な子猫でした。動物病院の先生は、この子は麻痺が残る、目も濁ってあかないだろう、、とみずがめ座らしく、冷静に講義のように順序だって、これから、はなちゃんに起こることを丁寧に話してくれたのでした。猫使いは看護婦の癖に、聞いているのが辛く、泣いてしまうのでした。そのたびに先生は、さらに親切にカラー写真も交えながら説明を続けてくださるのでした。それはもう看護婦でなければ、たちくらんでた折れ込んでしまうかもしれない写真なのでした。