僕は帰りを待った。
朝珍しく外に出してもらったかと思いきや、帰ってみると家には一人の男しかいなかった。
太陽の当たる紺色のベットで僕は眠りについた。

起きてみると外は紺。
もうすぐ家の中に明かりが灯る。
今日は誰が一番だろう。
闇はドンドン深まっていく・・・

気がつけばオレのまた眠りに着く時間を超えた気がした。
誰も帰ってこない。
待ちくたびれてオレはイライラしていた。
鐘が鳴った。
誰か帰ってきた!
駆け下りてみるといつも一番に見る顔じゃない。

オレは噛み付いてやったし、精一杯鳴いてやった。
何か普段聞きなれない言葉を連呼している。

玄関に待てど待てども、次の顔が現れる気配はない。
どうしたんだ・・・

こみ上げる衝動から、階段の横の壁をガリガリしてやった。。
ひとしきり睨んだ・・。

寒い部屋に一人でいたんだ。
いつもと同じ時間が来ると思ってたのに、今日はこなかったんだ。。。

淋しくて、淋しくて。。。


気がつくと風呂場の前にいた。彼を待った。。


誰かを思い出した。
猫の歌が好きで、言葉には無い思いを与えてくれる人。
会いたくなったのですぐ帰るよ。