マイナス4度の朝
早朝から良く晴れている。午前5時前、居間のカーテンを開けると東の山々の隙間から西の山々の山頂を照らし始めている太陽。 時がたつに連れたちまちのうちに、麓も照らしやがては我が家全体を照らし始める。思わず「今日は良い天気になりそうだ!」と声が出る。 その良い天気の為だろうか~うっすらと緑色を帯びてきた大地は霜で真っ白くなりかかっている。午前6時5分、気温を見るとマイナス4度だ。さすが風は冷たい。慌てて家へ戻り帽子を毛糸のものにかえる。 この風の冷たさは、残雪の残る高い山から吹き下ろす弱い風の為だろうか~。「まだ4月だからなあぁ~~」と納得する。 マイナス4度は、道端の水たまりも凍らしていた。寒さも手伝い、凛と静まりかえった山々から見事なウグイスなどの小鳥の鳴き声 が競いあうように聞こえる。こんな光景・・・山奥に住んでいる人だけに与えられた特権なのかも知れない。 動く事のないホルスタインもさむかったろうに・・・背中には白い霜柱のようなものが見える。「もう少しで太陽がてらしてくれるから・・・」と慰めの言葉がでそうだった。