ぜんぜん違うタイプの学校にかようS子との出会いは
デパ地下のデリカコーナーバイト仲間でした
ワタシはすぐ 裏方に回され、
惣菜の計量とパック詰めに明け暮れていたけど
S子は買い物マダムたちを
明るくテキパキと、
みごとに サバきながら
売上げを伸ばしていた
学校にバレたらヤバいねん
アタシ裏のほうがええねんけどなぁ~変えてくれへんかな~(・・;)
そう言っていた
その頃ワタシは特別に学校の許可を得ていたので
人目を気にせず店頭で働くことも可能だった…なのに…
適材適所?
自分では選べない配置
皮肉なものである
S子は布引(新神戸駅付近)の豪華なマンションに住んでいた
聞けば、マンションごと親の所有で、最上階全体がS子の家だった
神戸でも有名なお嬢さま学校の校則を破って、
親の目を盗んで…
そこまでして、なんで?
彼氏おったら
お金かかんねん
ふーーん、そーなんや(  ̄- ̄)
たいへんやなー (棒読み)
大学生でお金のかかる彼氏は
S子が男子と行動する事を嫌った
たとえそれが大人数でも
ただ道を歩くだけの集まりでも。
彼氏の機嫌をそこねないために
S子はワタシとだけ遊ぶようになっていった
やきもちやきやねん♬
そう言う時の S子は嬉しそうだった
限りある青春の
限りあるひとこま
できれば1度ぐらい
やきもち なるものを
やかれてみたりなんか
したかった・・・かも。
あこがれが強すぎて
いつにもまして
変な言葉づかい
(・・;)
でっしゃろ?