高2の時の担任は
30代後半ぐらいの男で
顔も服装も地味。
全体的に暗いし、
笑った顔？見た事ない
だから
人気もない
地味で暗くて
清潔感のカケラもない担任が
留年せずに卒業できる術を
紙に書いて教えてくれた。
かたじけない💧
学校で禁止されている
アルバイトがバレて
職員室に呼はれた。
『退学しようと思います
』
ふてくされた17才に担任は
『遅刻も欠席も多いし、
何か事情がありそうだけど
聞いてもいいですか？』
はい先生、
事情はこちらで ｺﾞｻﾞﾙ
もう限界な気がするでｺﾞｻﾞﾙ ⬇️
すると、先生は、
落としても大丈夫な科目と
卒業に必要な日数と
残り少ない「休める日数」を
汚い紙の裏にビッシリと
きったない字で書きながら、
『高校は卒業したほうがアナタのこれからの選択肢が広がります。
単位全部取れなくても
出席日数ギリギリでも
卒業はできます。
遅刻や欠席をする時は、
落としても大丈夫な科目の日を
しっかり見極めなさい。
ちなみに僕の科目は
落としても卒業できます。
とにかく体を休めなさい』
それから、
『もうすぐ修学旅行だけど、
積み立て…してないよね？』
『行かれへんから積み立ては
してません、妹おるし無理…』
『無理してでも修学旅行は行きなさい。お金がなければ用立てる事もできます。ちゃんと卒業して
就職して返してください』
忘れもしない旅行の費用は
３万円弱
(1973年の話です)
おかげさまで単位は落とすことなく卒業できました。
日数はギリギリでした。
修学旅行も行きました。
めちゃくちゃ楽しい5日間でした。
この時の友だちが後にワタシを助けてくれたりしました。
先生からは今年も年賀状が届きました。お元気そうで何よりです。
ただ…
このブログの最初のあたりで
地味とか
人気ないとか
暗いとか
不潔そうとか(そこまで言うてへんか)
悪口ともとれるような事を書いたので(悪口しか書いてないぞ)
これからも
あの
先生にだけは
このブログがバレないように
細心の注意をはらう所存です
