ウルトラマラソン完走記

ウルトラマラソン完走記

月間練習200キロ以下。35キロ以上の練習なし。
走るための秘策とは・・・
フルマラソン5時間の男が挑戦。笑いと涙の感動の秘話。

★戦績★
2009年
淀川ハーフマラソン
1:54:00 完走

2010年
淀川フルマラソン
4:54:00 完走

2011年
第1回大阪マラソン
5:16:00 完走

2012年
第18回四万十川ウルトラマラソン
100キロ 完走

2013年
第2回京都マラソン
4:59:00 完走

第19回四万十川ウルトラマラソン
100キロ 完走

2014年
第20回四万十川ウルトラマラソン
100キロ 落選

2015年
第1回 淀川ウルトラマラソン
50キロ 完走

第21回四万十川ウルトラマラソン
100キロ 落選

第5回大阪マラソン
完走

第27回三田国際マスターズマラソン
ハーフマラソン完走

2016年
第2回淀川ウルトラマラソン
70㎞完走

第31回サロマ湖ウルトラマラソン
100㎞完走

第4回白山白川郷ウルトラマラソン
50㎞完走

2017年

第5回白山白川郷ウルトラマラソン
70㎞完走

四万十川ウルトラマラソン
100㎞完走

2018年
第28回チャレンジ富士五湖118㎞
第8回北オホーツクウルトラマラソン50㎞完走

2019年
第29回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン71㎞完走


大人になると、日常の中で新しい出来事に驚くことが少なくなってくる。

仕事をして、誰かと食事をして、たまにはお酒を飲んで帰る。

そんな毎日の繰り返し。

もちろん、それが悪いわけではない。

むしろ、何事もなく一日が終わることのありがたさも、この歳になるとよく分かる。

でも、何でもないと思っていた一日が、後になって妙に心に残ることがある。

お酒を飲みながら、いつものように他愛もない話をしていた。

特別な話をしたわけでもなく、ただ笑って、くだらないことで盛り上がって。

気づけば、いつもより少し遅い時間になっていた。

帰り道も、話は途切れなかった。

のんびり歩いていると、ふと手が触れた。

最初は偶然だと思った。

でも、次に触れたとき、その手は離れなかった。

気がつけば、自然と手をつないで歩いていた。

何か特別な言葉があったわけでもない。

それまでと同じように話しながら歩いていた。

ただ、それだけの出来事だ。

映画のような展開があったわけでもなければ、何かが大きく変わったわけでもない。

そんな何気ない時間が、思いのほか印象に残った。

なぜなのかと考えても、特別な答えがあるわけではない。

しばらくして思った。

大人になると、何かが起きたことよりも、そのとき自分がどう感じたかの方が、記憶に残るのかもしれない。

若い頃なら、もっと大きな出来事を期待していた気もする。

でも今は、こういう何でもない時間も悪くないと思える。

人生には、ほんの些細な出来事なのに、なぜか忘れられない瞬間がある。

そして、そんな何気ない話が、思いがけず誰かの心に残ることもある。

主人公は、先日一緒に飲んだ友人です。

あまりにも楽しそうに語るものだから、つい自分のことのように書いてしまいました。

人の話なのに、なぜか自分まで楽しくなった夜でした。