↑昭和63年創業の総合建設業「小川建興(株)」

 

 

顧客と建造物に寄り添う総合建築業者

 

 
皆さんは、彩の国埼玉景観賞を受賞した「小川町立図書館」をご存知だろうか?
今回はその図書館を施工した、昭和63年創業の総合建設業「小川建興(株)」を取材した。

 

↑施工事例、「小川町立図書館」 彩の国埼玉景観賞を受賞

 


現在、設計から施工まで、建物全体の現場管理をする小川建興を支えているのは、2代目の関根哉之氏である。
何故継ぐことを決めたのか、と関根氏に問うと、

「周りを見たときに『このままではまずい。何か人の役に立つことをしなければ』と、ふと思い、家業を継ぐ決心がついた。」

と笑いながら答えた。

 

↑作業風景、家の修繕のための寸法取り


総合建築業とは、実際どのような構造物を造っているのだろうか。
小川建興では、新築の家やビルなどの大きなものから、犬小屋と小さなものまで、顧客の要望に合わせて柔軟に対応しているそうだ。

商圏は埼玉県内がメインだが、都内からの受注もある。

 


しかし関根氏はこう言った。
「最近の仕事は、リフォームと解体がずば抜けて多い。やはり時代の流れもあり、新築の仕事は年々減少傾向だ。」
今後の展開としても、これからより需要の増加が予想される家の修繕と解体に力を入れていくとのこと。

建設業界自体が目まぐるしく変わっていく中で、時代にどう合わせて対応していくかを常に考えているそうだ。
 
最後に関根氏から一言。
「構造物は正しい手入れをすればとても長持ちするため、どうか大切に使って頂きたい。

家のことで何か困ったことがあった際は、お電話頂ければすぐに対応します。」
顧客と真剣に向き合い、迅速な対応をする小川建興に今後とも期待していきたい。

 


 
 ↑関根哉之氏 1976年6月2日生まれ

 

 


小川建興株式会社
【所在地】埼玉県比企郡小川町靱負127-2
【電話】0493-74-2905
【アクセス】東武竹沢駅より徒歩10分
【定休日】日曜、祝日