皆様こんにちは。今週は臨時国会が開会し本格化しています。様々な課題がありますが限られた会期の中、焦点を絞ってしっかり取り組みたいと思います。これから季節も変わりますがどうぞくれぐれもお身体にお気をつけください。

■臨時国会
限られた会期の中多くは望めません。公債特例法案、衆議院の定数是正と定数削減、そして社会保障改革のための国民会議の設置や、経済・景気対策など、焦点を絞ってしっかり取り組みたいと思います。今国会では、予算委員会の理事、沖縄北方委員会の理事、安全保障委員会の委員として勤めを果たします。党務においては、四国ブロック常任幹事、また党政調副会長として、予算編成、税制改革、公務員制度改革、行政改革、マニフェスト作りなどを担当します。盛りだくさんですが精いっぱい貢献したいと思います。

■鹿児島補欠選挙
与党候補の惜敗という形になりました。野田政権の政権運営に対するご批判であり、お叱りであると厳しく受け止めさせてください。しかし、一方で、地元香川を含めて肌身に感じている厳しさからすれば、思ったよりも善戦というのが率直な感想です。弔い選挙であったこと、野党候補が高齢であったことなど、いくつか要因も考えられるのかも知れません。いずれにしてもあらためて自らを振り返る契機としたいと思います。

■これからの民主党
石原新党、日本維新の会、そして安倍自民党、未だ共通項を図りかねますが、おおまかに言って、自助自立や競争を重んじる経済政策、復古的な文化伝統回帰の傾向、また対外強硬路線などいわゆる右傾化の傾向が見てとれます。

これに対して民主党とは一体何だったのか。最近報道などにもありますが、あらためて立ち位置を再確認すべきだと思います。

私たちは、

1.社会的連帯や共生型の国づくりを目指す穏健な中道政治を旨とすべきこと

2.政治改革や行政改革を柱とする改革政党としての出自を大切にすべきこと

3.これまで欠落していた国の将来について、長期構想を示すべきこと

4.難題に正面から立ち向かうべく国民参加型の対話政治を旨とすべきこと

5.アジアを含め対外融和と互いの共存共益を旨とすべきこと

これらを基本とする政党として再定義、再確認、そして政権政党としても進化を遂げる必要があるのではないかと思います。