サンディエゴの街に到着しました。海沿いの美しい街です。どことなくラテン系というかメキシコに近いことを肌で感じます。

街の最大のハイライトは西海岸最大と言われる海軍基地です。6平方キロメートルの敷地に32の桟橋。30隻の軍艦が停泊し、圧巻です。

基地内にはマクドナルド、ごみ処理場、太陽光パネルなどがあり娯楽や環境にも配慮されています。

イージス艦チャンセラービルで説明を受けました。チャンセラービルはたまたま昨年3月11日、三陸沖を韓国に向けて航海中、震災に直面。その後は必至のトモダチ作戦にあたってくれました。とてつもない被害を直感し、水平たちは自ら船内の物品を購入、自分の来ていた洋服などを含め被災者に提供してくれたそうです。

とは言ってももちろん軍艦です。ミサイル発射台、機関砲や機関銃の数々。攻撃力の強さで空母レーガンを守ることが最大の任務だそうです。

また乗組員の食堂、寝室なども拝見しました。

また病院船マーシー号も停泊しています。オイルタンカーを改装して1000床の巨大病院を洋上に作りました。中にはCT、集中治療室、手術室など設備も充実しています。

サンディエゴの街には退役した空母ミッドウェーも博物館として展示されています。

最後はスーザン・デービス連邦下院議員を訪ねました。ご主人も軍人で立川に住んでいたことがあり、現在も軍事委員会に所属しているそうです。軍と基地との関係を尋ねてみましたが、おおむねうまくいっているとのこと。「軍港に街が出来た」ところと「街に軍が来た」ところはやはり大きく違うのだと思います。

日本の安全保障、そして世界の平和と安定についてあらためて考えさせられる一日となりました。