梅雨も本格化し毎日すっきりしない天候が続きますね。お元気でお過ごしですか?終盤国会、本当に情けなく申し訳ない事態が続いております。そのことを恥ずかしく感じながらも、国会に議席を預かる人間の一人として、延長国会に全力で臨みたいと思います。健康にご留意いただき元気にお過ごしください!小川淳也

■ 延長国会
6月22日までとなっていた今国会の会期が大幅に延長される見込みです。3月11日の与野党の協力のもとで震災以降、復興基本法、税制特例法などの成立が図られて来ました。しかしここへ来て再び与野党間のせめぎ合いが、国民不在の政治状況を作り出しており本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

■ 内閣不信任案
6月2日、野党から内閣不信任案が提出されました。震災対策のこの時期にもっての外だと思う一方、党内の分裂様相など野党側にスキを見せた民主党の責任も重大です。私自身、大差での否決を目指して党代議士会での発言や本会議場での説得など自分なりに最善を尽くしました。残念ながら造反を完全に防ぐことはできませんでしたが、結果的に不信任案を大差で否決したこと自体は、本当に反省点が多いと思う一方、政権党として未熟な民主党が成長するためにも、くぐり抜けなければならないひとつの試練だった。。お粗末なてん末を自覚しつつも、そんな感想を合わせもっています。

■ 代議士会
私自身の発言のうち「小沢さんの気持ちを想像して欲しい」という場面だけが強調されているようです。正確には「1.菅総理、鳩山前総理への敬意。2.小沢さんへの配慮。3.国会議員全員のそれぞれの責任。4.野次は礼節と互いの尊厳を犯さない。5.被災者の皆さんがお示しになっておられる以上のお互いの忍耐と寛容。」これらを筋道を立てて主張しました。 これらの意見に対しては党内からも複数の激励をいただき自分自身にとっても励みになりました。

■ 総理の交代
根本的な状況は全く改善しておらず、今しばらく総理大臣の交代を巡って国会の不安定な状態は続きそうです。本当に申し訳なく心苦しく思います。これで6人目の一年前後での総理の交代の可能性もあります。結局新しい時代にかなう総理大臣の資質や能力、タイプ、モデルが未だ見出されていないのだと思います。人口減少、経済の低成長時代に適合する総理大臣像です。無私の志、将来を的確に構想する力、国民に説明し説得する能力、納得され、信頼される人格、これらを兼ね備えたリーダーが必要です。

■ 7月の国政報告会
7月16日(土)午後2時~3時 第132回報告会(川添コミュニティセンター)