こんにちは小川淳也です。

すっかり春らしくなりましたがお元気でいらっしゃいますか?国会は連休返上で震災対策予算と法案の審議です。地方選挙、大変お世話になりました。本当に犠牲の大きい選挙となりました。あらためて厳粛に、謙虚に受け止め、出直しを図りたいと思います。季節も変わりますがどうぞくれぐれもお身体にお気をつけください。 小川淳也

■ 震災対策

国会は連休返上で、震災対策のための予算案、法案の審議に入ります。4兆円余りの予算によりガレキの撤去などに全力を尽くすことになります。また財源についてはなかなか、国債でという訳にも参りません。子ども手当や高速道路を含めて一部公約の見直しなどを通じて財源確保を図ります。今回は当面の対策が主ですが、次なる本格復興に向けた第二次予算、法案についてはさらに抜本的な議論が必要です。

■ 被災地へ

地方選挙前の3月30日、被災地である岩手県陸前高田市へ救援物資をレンタカーに積み込み、同僚議員とともに災害対策本部と避難所を訪問させていただきました。ガレキの山となり、野球場も水没してため池のようになっているその風景に言葉がありませんでした。小豆島のお醤油を救援物資として持ち込みました。とても喜んでいただきありがたく思っております。最初は水とおにぎり、続いて味噌と醤油、そしてシャンプーリンス、歯ブラシ歯磨き粉、徐々にではありますが被災地の生活水準が向上しているのだと思います。的確に被災地のニーズにこたえていかなければなりません。

■ 地方選挙

香川県議会議員選挙を初めとして多くの地方議会の改選が行われました。香川県第1区総支部では、県議4名、市議5名、町議1名、合計10名の公認候補を擁立しましたが、結果的に5名が当選、5名が落選という大変申し訳ない結果となりました。

積極的な擁立(前回4年前には6名を擁立し5名が当選)に努めましたが、中央政治の影響で選挙そのものが逆風となり、さらに震災の影響等で投票率も低下、ほぼ全員が下位に位置づけられた結果、折しも重なった定数削減の影響が直撃しました。

このような中で当選された議員の皆さんのご活躍を祈ると同時に、残念ながら落選した候補の皆さんも本当に良い人材をたくさん擁しておりましたので、今回の経験から何かをつかみとって今後に活かしていただきたく、また応援して参りたいと思います。

厳しい選挙戦の中、ご支援くださった皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

■ 議員年金

国会議員年金が5年前に廃止となりました(受給資格のある人への支給は継続)。残る地方議員年金制度についても、総務省政務官時代から責任をもって取組み、党に戻ってからは議員年金プロジェクトチームの座長として議論して参りました。結論として受給資格のある方への引き続きの配慮を行いつつ、制度を廃止することとなり、廃止法案が本日、衆議院総務委員会で審議・採決されました。

大変多くの皆様にお力添えいただいての結論ですし、ここまでこぎつけることができたことに深く感謝申し上げます。今後議員の処遇や議会の在り方そのものについて本質的な議論が必要です。今後ともしっかり頑張って参りたいと思います。