こんにちは小川淳也です。
ようやく涼しくなりましたがお元気でお過ごしでしょうか?臨時国会が開会し予算委員会も一巡するなど議論は本格化しています。ご挨拶が遅くなりましたが、先月、総務大臣政務官を退任し、党・国会の立場から国政にかかわることになりました。どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

■ 総務省政務官としての一年
成果より課題が多かった、つくづくそう思います。税制特例を半減させたり、国の直轄事業に対する地方負担金を縮減したり、古い予算を見直したりとミクロの成果にはつながったと思えるものの、大胆な改革に向けてはまだまだ足踏み状態のような一年でした。しかしその実現には各省政務三役の現場の努力と同時に、やはり内閣総理大臣を中心とした政権中枢の構想力や実現力が大きく問われる、あらためてそのことも感じた一年でした。

■ 総務委員会理事として
今国会では衆議院総務委員会の理事として地域主権改革法案などの成立に向けて努力します。委員会の理事は審議日程の調整など、委員会そのものを動かす仕事です。初めての経験ですが、政権党内の調整はもちろんのこと、特に野党のみなさんとの協議に誠意を持って臨みたいと思います。

■ 外務委員会の委員として
念願かないこのたび初めて外務委員会に所属することになりました。これまで予算、内閣、財金、総務、憲法、消費者委員会などで主に内政問題を担当して参りました。しかし、普天間問題や尖閣問題に見られるとおり、今や民主党政権のアキレス腱ともなりかねないこの外交・安全保障の分野、しっかり勉強して見識を深めたいと思います。

■ 政策調査会副会長として
玄葉政調会長のもと副会長として総務部門を担当することになりました。党と政府の政策決定の結節点としてしっかり機能できるようこちらも頑張りたいと思います。同時に地方議員年金問題プロジェクトチームの座長、地域主権改革調査会の事務局長、税制改革プロジェクトチームの副座長を務めることになりました。来年いよいよ破綻する地方議員年金をどうするのか、出先機関の見直しや一括交付金化、税制改正をどうするのか、具体化に向けて一生懸命取り組みたいと思います。

新しい役割のご報告にとどまりましたことお許しください。限られた文面の中で政府の政務官としての一年で感じたこと、また新しい役割に問われること、お伝えしきれない部分が多々ありますが、今後とも少しでも率直にお伝えできるよう努力したいと思います。
季節の変わり目ですがどうぞくれぐれもお身体にお気をつけいただき、元気にお過ごしください!