今日は静岡知事選挙の勝利を受けて都議選、そして来るべき衆院選に向けて決意を固める機会となりました。鳩山代表からは献金問題について説明とお詫びのご挨拶がありました。ご自身の資金が出所とのことであり悪質性は否定されたものの、こうした事態を結果として放置していた責任を率直に認め、謝罪されています。国民の皆様との関係でもやはり説明というよりはお詫び、そして反省に尽きるのではないかと思います。あらためて党所属の国会議員の一人としても心より深くお詫び申し上げます。

午後は中四国ブロック会議、そして情報通信関連の勉強会、さらに総務部門役員会、国会議員団の勉強会と続きます。

今日は七夕ですね。図ったわけではありませんが、私の政治活動のスタートは平成15年の7月7日、七夕の日の衆院選への出馬表明でした。役所を退官したのが7月3日、その後郷里の香川に帰って県庁記者クラブで出馬会見。慣れない中での心もとないスタートを今でも鮮明に覚えています。今日で政治活動は落選期間を含めて満6年が経過したことになります。いろいろな挫折、紆余曲折もございましたが、何とか今日まで6年間、元気に初心を大切に活動して参ることができましたのは、日頃お力添えくださる皆様、そしてご期待をお寄せくださる皆様のお蔭様、あらためて深々と敬意と感謝を申し上げます。

日曜日にスタートした連続ドラマ、「官僚たちの夏」、ご覧になられた皆様も多いのではないかと思います。官僚として9年3ヶ月の勤めをさせていただいた人間の一人として、戦後の自信喪失、焼け野原からの復興期に、大きな志を抱いて国家の再興をかけて闘っていく官僚の姿には胸打たれるものがあります。同時に貧しい中から、洗濯機を買いたい、テレビを買いたい、いつかは自動車を持ちたい、そんな素朴な夢と上昇期待を背負った時代を懐かしく、またうらやましくさえ思います。

しかし、今、時代は大きく変わりました。官の論理がうまく機能した成長期は終わったのです。部分最適が全体最適と常に矛盾しなかった過去の時代から、部分最適がときに全体最適を犯しかねないあらたな時代。まさに今度は政治が十分過ぎるほどに機能を求められる時代の到来です。画像
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