公文書管理に関する検討チームの会合です。こちらも与野党間の協議に向けて大詰めの協議が続いています。肝となるのは各省庁がバラバラに管理している文書管理や保存を、公文書管理専門機関に委ねること。最大の眼目は国民の知る権利を実質的に保障していくことにあります。しかし、それに加えて私自身が中央官庁で法案作成作業などに携っていただけに、政策決定の過去の経緯などを調べるのに四苦八苦していた経験があります。隠蔽など悪意があるケースは論外としても、人員が限られ多忙にかまけてどうしても文書管理がおざなりになります。この点からも保存・管理体制の充実が望まれます。

午後は本会議に予算委員会の応援の後、香川に戻ります。細野、馬淵両氏の追及にも素晴らしいものがありました。ずさんな突貫工事の予算策定、同時多発型基金乱発の惨状。全ては史上最大、10兆円以上という規模がまず初めにありき、その後は何でも良いから早急に積み上げろ!肝心の中身は官僚に丸投げ!究極的には定額給付金も含めて、押し迫る総選挙を狙った場当たり的な人気取り政策。結局、政治の貧困からきています。