関西出身の方には、おなじみの吉本新喜劇。私が子供の頃は、ほぼ全ての子供にとって土曜日、日曜日はテレ
ビで必ず吉本新喜劇を観るのが習慣となっていました。子供が何かおもしろいことを言うと「おい、小川・・吉本行
け吉本・・」それだけではありません。勉強しない時も「こら、そんなに勉強せぇーへんねんやったら、もぅ~吉本
入れるでぇ、吉本へ・・」と。何かにつけて、大人からは「吉本、吉本と・・」それだけ関西人にとって吉本は生活の
一部なんです。実は、私は小学生の頃から「おおきなったら(大人になったら)西川きよしさんの弟子になんね
ん!!」と言いまくっていたので当時よりまわりの友達は私のことを「きー坊きー坊(師匠の愛称)」と呼んでいまし
た。(笑)私にとっては、そんな存在の吉本新喜劇をなんと地域の皆さんとやってみよう!!と、とんでもない企画で
盛り上がっています。以前、吉本興業が企業研修の一環として新喜劇を演じることをメニューにした企画がかな
り好評であった時代がありました。なので、そんなに無茶な話ではないのですが・・・問題は台本なんです。台本
があれば真似レベルは可能です。ただ、台本を素人が書くことは無茶な話です。そこで、東京で10年ほど前に知
り合った女性の友人に連絡をすることに。この女性は、なんと2年ほど前に勤めていた東京の会社を突然のよう
に退職し「吉本新喜劇の台本作家になりたい!!」と単身大阪へ乗り込んだ無謀なことをした人なんです。それか
ら、作家修行をスタートし今ではプロの作家として歩み始めています。そして、今回の話をしたところ、その友人
がなんと台本を書いてくれることに。以前より元漫才師として笑いを通して地域の皆さんとふれあいができないも
のかと考えていましたので今回の企画すっごく楽しみです。