いよいよマイク・ポートノイが復帰したDREAM THEATERの新曲が公開されましたね。



て事で早速聴いてみましたが…




うーん…



あくまでも個人の感想なので、読んで気を悪くされる方もおられるかも知れませんが、一言で言うと「良くも悪くもポートノイ脱退前のザ・DREAM THEATERって感じの曲」ですかね。

曲のどこを切り取って聴いても以前あった曲のどこかの一部分の様に聴こえてしまって、個人的にはあまり新鮮さを感じられなかった気がします。

もちろんオリジナルメンバー復活という事で故意にそういう表現を狙って作っている可能性もありますが、自分としては、マイク・マンジーニという偉大なドラマーを脱退させてまでポートノイを復帰させたからにはそれだけの変化、変革、衝撃を(勝手に)期待してしまっていたのかも知れず、まだ数回聴いただけの感想としては”ただマンジーニ加入前のバンドに戻っただけ”に感じられたのでした。


もちろんそれを待ち望んでいたファンの方もおられるでしょうし、なんなら自分も元々はポートノイのドラムが好きでドリームシアターを好きになった人間なので当たり前にかっこいいとは思える曲なんですが…勝手に期待値を上げ過ぎてたんですかね、「マンジーニのままの方が良かったんじゃないの?」と心の奥底でポツリと呟く自分がいます。


ただドラマー目線ではやっぱりポートノイのドラムの方が圧倒的に親しみやすいよな〜ってのはあるんです。

マンジーニのやってる事は高度過ぎて、コピーしようとか1ミリも思えないんですよね。そもそも何やってるかわからない事も多くて、1ドラマーの立場としては憧れられないんですよね。異次元すぎて、どれだけ練習してもあの境地に立てるとは思えない。イメージすら湧かない。

その点ポートノイのドラムは頑張って練習すれば叩けそうな気がする(叩けるとは言ってない)んで、純粋にドラマーとしては憧れの気持ちを持てるんですよね。「ポートノイみたいなドラマーになりたい!」と思わせられるというか。なのでやっぱりドラマーとしての自分はポートノイが好きなんですよね。最近ドラム叩いてないけどな!


前作の一曲目「The Alien」が直接的かつ攻撃的な、「わかりやすくかっこいい曲」で初見から「かっこよ!」ってなったんで、それに比べるともっと衝撃が欲しかったのかな。



ちなみに以下キムラヨシトさんのNOTEからの引用ですが、


マンジーニの驚異的な能力はテクニックそのものじゃなくて、その世界最高峰のテクニックを音楽的に運用できている点だと思う。(中略) どんなテクニカルなフレーズも、あくまでその音楽に寄り添うことを最優先に構築されていて、音楽的な流れを無視して「"自分だけが目立とうとする演奏"は絶対にしていないよな」と感じる。このレベルでそれが実現できているのは、驚くしかない。あまりにも巧みなオーケストレーションが多いので、一周回って「ドラムパートがパッとしないと感じる人がいるんじゃないかな…?」と思う」

と言及されていて、これは完全に同感で、個人的にはDREAM THEATERというバンドにとってこれ以上に相応しいドラマーがいるのだろうかと思っていた人物だっただけに返す返すも脱退は非常に残念でした。(たとえその代わりに加入した人物が大好きなドラマーでバンドのオリジナルメンバーだったとしても)


現状、Night Terror自体もまだ数回しか聴いていない状態でまだまだ魅力を理解してない上、PARASOMNIAに収録されるであろう他の曲を聴いてみないとまだ何とも言えない部分はあるのですが、今のとりあえずの率直な感想を書き留めてみました。


以上、大好きなバンドに大好きなドラマーが復帰した曲を聴いた感想の話おわり。