子供の頃、よく見た夢。

電柱のある所から助走をつけて走っていって、

そのまま平泳ぎのように手でかいて、

空を飛ぶ夢。


それが、飛び上がるまでが難しくて、

助走を頑張って走っていって、

一生懸命に手でかいて、ようやく、

よし!飛べた! 

途中で落ちそうになったり、

おっかなびっくり、という感じだ。


何度もその夢を見ていると

そのうち、あ、また空を飛んでるな?

おかしいな、空を飛べるなんて?

いや、これは夢だな、と分かるようになった。


夢だな、と分かるようになると、

落ちるのを怖がらずに、ぐんぐんと

好きなように飛べるようになった。


大人になって最近、明晰夢という言葉を知った。

あれはそうだったのかな。