夜間頻尿となかなか寝付けない小学4年生
今回は、小学4年生のクライアントさんのヒーリング記録をご紹介します。
毎晩布団に入ると、眠りにつくまでに4〜5回もトイレへ行ってしまい、なかなか寝付くことができない状態が続いていました。眠れないことへの不安から、涙ぐんでしまう日もあったそうです。
以前、このクライアントさんには、強いアレルギー症状や心因性のストレスが関与すると考えられる登校への不安に対して0意識®︎ヒーリング®︎を行った経験があり、その後、症状が落ち着いた経緯がありました。そのため、ご本人も保護者の方も安心して今回のヒーリングを受けてくださいました。
今回は、新たに施術所へ導入したサーモグラフィーを用いて、ヒーリング前後の身体の変化を客観的に観察することも目的の一つでした。
ヒーリング前には、姿勢分析、筋持久力、柔軟性、そしてサーモグラフィーによる皮膚表面温度の状態を確認しました。なお、ヒーリングはこれまでと同様、身体には一切触れずに行っています。
検査では、姿勢の左右バランスに乱れがみられ、筋持久力も年齢から想像される状態より十分に発揮できていない印象を受けました。また、サーモグラフィーでは上部頚椎周辺に皮膚表面温度の低い部位(コールドポイント)が確認されました。
空手という習い事による身体的負荷なのか、それとも心理的なストレスが影響しているのか、その要因をこの時点で特定することはできません。しかし、身体には何らかの変化が現れている可能性を考えながら淡々とヒーリングを行いました。
ヒーリング終了後に再評価を行うと、サーモグラフィーで確認されていたコールドポイントは認められなくなり、姿勢の左右バランスにも変化が見られました。さらに、筋持久力も明らかに向上し、ご本人や保護者の方もその違いを実感されていました。
後日、お母様から「夜間に何度もトイレへ行くことがなくなり、以前よりスムーズに眠れるようになりました」とのご報告をいただきました。
もちろん、この一例だけでヒーリングと症状改善の因果関係を断定することはできません。睡眠や夜間頻尿には、身体的要因、心理的要因、生活習慣など、さまざまな要素が複雑に関係しています。
しかし、これまでヒーリングの変化は、「身体が軽くなった」「姿勢が変わった」「力が入りやすくなった」「温かく感じた」といった、ご本人の感覚や徒手検査を中心に評価してきました。
今回、サーモグラフィーという客観的な評価方法を組み合わせたことで、身体の変化を「見える化」する一つの可能性が示されたことは、私にとっても非常に興味深い経験となりました。
まだ解明されていないことは数多くあります。しかし、だからこそ、一つひとつの症例を丁寧に観察し、最新の評価技術も取り入れながら検証を重ねていくことが大切だと考えています。
今後も先入観にとらわれることなく、科学的な視点と柔軟な発想の両方を大切にしながら、クライアント様にとってより良い施術と、納得していただける「見える化」の方法を探究し続けていきたいと思います。
