3.11


毎年パパはこの時の事を

話してくれます。



あの日はまだパパに出会ってなくて

お互い知らない存在で。




パパに出会って

パパの実家の事、

津波で実家がなくなってしまった事、





あの日パパは東京で仕事をしていて、

自分の実家に起きている事を目の当たりにして

それから

家族と連絡がとれず、どれだけ心配して、

そこから

家族と会えた時までの話。



私なんかには分からない本当に大変な事が

本当に本当に沢山あって。




パパと一緒になってからは

パパのお義父さん

お義母さんから本当に沢山お話しを聞いて、





こんな風に幸せに暮らせている今は

決して当たり前じゃないんだ。と

深く深く考えさせられました。







だけど何となく毎日過ごしていると

その気持ちは次第に薄れていってしまい、こうして生きている事が当たり前になってしまう。






命の儚さや尊さを

毎年ちゃんと考えるきっかけを改めて与えてくれる

この3.11という日。





綺麗ごとに聞こえてしまうかも

しれないけど、

やっぱり

この日の事、

この日をきっかけに

また改めて

しっかりと考えていきたいと思います。







そして

大変な思いをしても

復興を目指し

立ち上がり、笑顔で過ごす

東北の皆さんの力強さに

心からの敬意を払います。






コロナ禍になってから

じーじ

ばーばには会えてないけど

さくちゃんの様子や

テレビ電話などして

コミュニケーションが取れる時代で本当に良かったなと思います。