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塩化コバルト紙のブログ

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レモン紅茶を手にした秘書官は、川村が乗っているロールスロイスに戻った。


案の定川村は、秘書官に、
『遅かったじゃないか! で、パンジェンシーはあったのか?』
と尋ねた。


秘書官は、川村にパンジェンシーを差し出すと、川村はニヤッと笑い、
『よくやった! お駄賃としておつりをあげよう!』
といった。


しかし秘書官は複雑だった。川村からミルクティー代として貰ったのは、150円だったのだが、このパンジェンシーは158円なのである。秘書官は8円を損していた。


おつりはあげるなど調子のいい事言っていたが、実際問題損をしているのだ。この頃から徐々に川村の下から離れたいと切実に願うようになった。




そんなこんなしていると、やっと国会議事堂へと到着した。会見は10時半からである。


川村はふと手元の100円ショップで購入した時計を見た。








なんと、今の時刻は14時15分である。川村はただただ驚いた。

後、15分でおやつの時間である。


川村は秘書官に連れられて会見場の前のドアで待機していた。川村は秘書官に、
『僕は緊張しても、死にませ-ん!』
と、武田〇矢の真似をしてみせた。


秘書官は、以外と高いクオリティが逆に腹立たしかった。


そうこうしていると、ドアが開いた。


予想を大幅に下回るフラッシュの数に驚いたが、軽く記者に会釈をして壇上に立った。


川村は第一声、
『この度、内閣総理大臣となりました、川村颯人です。』
と入った。


実はこの会見は全国で生放送されていた。おそらくこの瞬間、内閣支持率は10%ほど下がったであろう。


記者からの質問ではやはり、遅刻についての質問が多かった。


中目スポーツの記者、仙田は、
『遅刻した理由を教えて下さい!』
と言った。


その質問に対して、川村は、
『いや-… 実は昨日の夜に漫画を読んでしまって。なんだっけ、あの人生逆転ゲームってやつ。なんだったかな-? …あっ!セイジだ!』
と言った。


記者の方では、どよめきが起こっていた。


スポーツ放置の乾は、
『セイジは千原兄弟だろ!』と、吉本の芸人のようなツッコミを入れた。


つづく...