シーバスアングラーではなく、マルチアングラーとして、様々な釣りを楽しむ中での釣りとして楽しんでいた。
今年の鮎は、出だしから好調だったこともあり、リバーシーバスも期待した方も多かった事だろう。
しかし、いざふたを開けると、私は例年より川の活気の無さを感じていた。
最早、数年前の活気は既に無くなってしまったのか。
良い状況と思えるタイミングで、良い魚とは出会えた。
だけと、それでも知っている川のポテンシャルには、程遠かった。
年々、河川環境が変わる。
大雨、工事、その都度川は浅くなり、年々水質も悪化する。
そして、魚が減っていく。
そんな流れがエンドレスに続く、泥沼状態になっているのではないかと、危惧している。
それでも、そんな環境変化にめげず上がってきてくれる魚達が居てくれることは、本当に感謝している。
いつかまた、復活してくれることを願うが、それは本当に数パーセントの可能性。
悪化は止められない。
だから、この釣りが出来ることを今年は更に感謝して、大切に釣ってきた。
またこの川に帰って来てくれるように、大切にリリースする事、1本の満足度を高めて、本数を減らす事。
残念な事に、これくらいしか私には出来ない。
でも、出来ることをこれからも続けていこうと思う。
また来年も、川に上がってきてくれる魚と出会いたいから。
また来年。
会えるといいな。