みんなの畑の考える安心な美味しい野菜
それは「健全な土地で育った化学農薬を使ってない新鮮な野菜」
健全な土地とは?
・基本的に化学肥料を使わず自然のままか有機堆肥のみで「土づくり」が行われていること・
化学肥料で植物を栽培すると、土壌中の微生物が食料不足になり、衰弱してしまいます。
微生物も生物ですから、有機性の食料がないと生きることはできません。微生物が途絶えると、土はただの無機質な物質になっていきます。
化学肥料は人間にとっては直接には悪さをしないのですが、土を殺してしまうという負の連鎖を生みます。
しかし、有機物が入っているから健全のイメージがありますが、有機物を入れれば何でもいいのかというと、違います。
たとえば野菜を大きくするための化学肥料の代用として動物性堆肥(未完熟牛糞や鶏糞など)がありますが、そのようなものを多く使用した土では野菜が硝酸イオン過多で代謝障害をお越し硝酸対窒素が過剰となります。これによって、見た目は大きく色濃く立派には育ちますが(これに限りません)変なエグミが出やすくいわゆる苦い野菜となります(本来の味でないこと)。
また、硝酸対窒素過剰の野菜は健康を脅かすこともあります。
乳児においてはチアノーゼ症状、成人においては発がん性物質を生む可能性があります。
ようは、野菜に栄養を注入するのでなく野菜が育つ過程で自ら必要な栄養を吸収できる「土づくり」が大切なのです。
「土づくり」を主とした堆肥には色々あります。
もみ殻、米ぬか、落ち葉などの腐葉土、完熟動物性堆肥(少量)フェアリーなどの緑肥、、、
このような肥料は土壌のミネラルや栄養バランスを整えるので微生物が増えます。微生物が増えれば他の生物も増えて一つの生態系が生まれます。
この状態こそが「健全な土」と考えてます。
そこで育つ野菜は、自ら栄養を必要分だけ吸収し成長をするので病気や害虫に負けない地の強い野菜に育ちます。
そんな健康野菜は味が濃くてもエグミなく見た目しっかりしていても食べると柔らかい野菜本来の栄養と味を兼ね備えます。
化学農薬を使わない理由
「農薬は病害虫には毒だが、人間には無害な薬物」という言い方がされることがありますが、本当にそうなのでしょうか?
例えば殺虫剤の有機リン剤は神経系の化学反応を撹乱します。この作用は、昆虫でも鳥でも人でも変わりません。しかし解毒する酵素が、昆虫では哺乳動物や鳥類より少ないのです。そのため人間が死亡するより量よりも、少ない量で昆虫は死んでしまいます。
このように農薬は生物に対する農薬の毒作用を綱渡り的に利用したもので、「人間を健康被害を起こす量よりも少ない量で病害虫や雑草を殺す薬剤」が農薬です。
問題は発ガン性や、ガン細胞の増殖を促進する毒性や、子孫の代で顕われてくる毒性など様々な毒性が、その薬理作用が農薬にあることです。
これらの作用は病害虫でも働いています。しかし農薬で死んでしまった病害虫はガンにはなりませんし、子孫を残すこともありません。
ただちに被害を及ぼさない量の農薬を食品の残留物や、飲み水、大気を介して長期間摂取している私たちだからこそ、こうした遅発毒性や遺伝毒性が問題となります。
また農薬を使用した農地から流れ込む水、農薬を含んだ水によって川や海の魚が死ぬなど環境面での問題がある農薬もあります。
農薬は毒物なので人間で実験するわけには行かず、ラットやマウスでの動物実験をもとに推定された値です。どんなに精妙な理論で以って導いても、しょせん、当て推量です。その値が「人が毎日、摂取し続けても安全性に問題のないと言えるでしょうか?
老いも若きも人の体は食べたもので作られます。
毎日食べるものだからこそ、本当に安全安心と言えるものは無農薬で栽培された野菜だと私たちは考えます。
新鮮な野菜
生産者が誇りを持って育てたいいものをいい状態でお届けする=お客様も喜ぶ。の信念のもとでたどり着いたのが、自分たちで畑まで集荷に行き(時には収穫も)自分たちの手でお届けする。
シンプルなものでした。
従来の流通
畑 → 農協など → 市場 → 小売り → お客様 最短でも三日
みんなの畑
畑 → みんなの畑 → お客様 最長でも翌日
上記の全てがみんなの畑の野菜に詰まった思いです。
一つでも欠けては成立しません。
最後に生産者、消費者、流通者がより近くに見て取れる関係こそがこれからの食文化や食の安全安定を可能にするのではないでしょうかと私たちは本気で考えてます