気がつけばって、よくいいますけど
本当にほんのさっきまで気を失っていたような
大神です。
さかのぼれば、先週末の３連休。
かいじゅーの幼稚園は
待ちに待ったサマーキャンプがやってきました。
７月に入ってからなにかっちゃあ
「キャンプだホイッ♪キャンプだホイッ♪
キャンプだ、アィヤィヤィヤー♪♪♪」
（…ほんとにこんな歌詞なんだろうか？？）
かいじゅーの踊るようなステップは
その日が近づくにつれ、その高さを増していきました。
初めてのお泊りキャンプだとゆーに
全然そんな心配や憂鬱を感じさせない
どこまでも楽しみでウキウキワクワクな息子の傍ら、
母は必死でキャンプの荷造りｘｘ
ひとプログラム毎に服や持ち物を詰めた袋に
クマやブタさんやお花の絵を描いて
貼り付けます。
全部終わって荷物をいっしょに詰めているとき
練習で「ブタさんの袋をとって」というと
そんな絵はどこにもないと言い張る息子…
・・・・・・ヾ(▼ﾍ▼；)！！
リュックサック２つに名前をかいた布を貼り付けるのも
テープ不可につき、お裁縫。
オサイホーΣ＼(￣ｰ￣;) ？？？
このワタシが針と糸をスイスイ運ぶ姿を
どこの誰が想像できましょう。
ググゥーッとのめりこんで、はぅっ！と顔を上げたのが
午前３時。
できあがったものを見て思わず
どうやって止めていいのかわからない乾いた笑いが
あなたにも届いたでしょうか。
とにもかくにも３日くらいかかって
キャンプの準備を終えました。
あとは・・・
本人が元気で送り出す朝を迎えてくれること、だけ。
そんななか。
その週の初めになって
とうとう幼稚園で、はやり病が出始めたのです。
用心して休ませる父兄も多かったのですが
心配しても断然元気な我が家の息子。
休ませる理由がなく、ずっと登園させ続けていました。
嘔吐下痢や手足口病。
普段ならそんなに怖くない病気でも
サマーキャンプが近づいてくるにつれ
ものすごい警戒レベルの病気に感じてしまい
出かけるその瞬間まで
少し「コふッ」と咳き込めば
「かぜ！？かぜかぁー！！？」
ゴハンの食べ方がちょっとでものんびりだと
「具合悪いのぉー！！？
病院行くー！！？」
激ナーバスだったのは、このワタシでしたねｘｘ
その朝。
４時起きすることでほとんど眠れなかった私のあとを
追っかけるように
ゼッタイそんな時間に起きたことのないかいじゅーが
さくさくと自分で起きて、服を着始めました。
さっすがイベント男・・・(￣□￣;)!!
無事家を出て満面の笑顔で送り出したあとの
すがすがしい朝もや・・・
そっから昼過ぎまで死んだように眠り
久々にマッサージを受けてヨダレを垂らしていたのは
言うまでもありません。
その夜はなんと、パパもいない夜。
そんなわけで、子供を送り出した幼稚園のママさんたちと
近所の居酒屋で飲み会など催し、楽しく過ごしておりました。
もう、おわかりですね。
その半日後、
ワタシは泣きべそをかきながら
連休めちゃ混み高速にのって
５時間弱かかって、息子のキャンプ地に
向かっていたのです。
前日の夜に具合が悪くなって
手足口病を発症したかいじゅーは
みんなの部屋から隔離されて
男の先生の部屋で一人で延々
泣いていたのだそう。
途中で大阪から帰ってきた夫と合流して
一緒に迎えにいったのですが
とにかく、
1000円ETCの３連休の高速、行楽地渋滞は
シビレるようなものすごいもんでしたｘｘ
帰りも４時間半かかって家に到着。
そんなことより何よりですねぇ・・・
かいじゅーが何度も歌を練習して楽しみにしていた
キャンプファイアー。
水遊びセットに貼ったゾウの絵を見て
小躍りして喜んでいたこと。
それがみんな叶わなかったことが
ワタシにとっても
痛みに近い気持ちになっていました。
本人は、迎えに行ったとき私たちの顔を見て
痛い口を開きながら第一声が
「たのひかった♪」
…じゃあ、よかったよA=´、｀=)ゞ
帰りにもらってきた、
自分で拾った葉っぱを貼って作った
キャンプ参加記念証。
時間が経つにつれ、葉っぱが乾いて砕けてしまったのを
かいじゅーが寝静まったあと
一つ一つパズルみたいに必死で集めて貼りなおしながら
なんかちょっと泣けてきちまいました（Ｔ＿Ｔ）ｘｘｘ
でもこんなことが、これからも何度も
あるのかと思うと、
ひぃぃー(((( ;°Д°))))ぞっとしますぜ。
もちょっと迎えに行きやすいところだったらと
恨めしく思っていたりもしますが
すべては、親が納得して送り出したこと。
何があっても
受け止めなければね。
かいじゅーは今、口の痛みも日に日にひいてきて
きのうは大好物のキュウリのドレッシングかけを
ずずずーっとすすって完食していました。
もう大丈夫(*^▽^*)
楽しい夏休みが、始まるよ～。