先月末から、久しぶりに福岡に帰ってきました。




今はどこにいてもブログの更新はできるけれど

日本中のなかでも、こと実家のある福岡に帰ったときは

普段の日常から離れて、思いっきり羽を伸ばせるチャ~ンス!!



・・・どんなにがんばったって一日の終わりがどこか

わかんなくなるくらい、の~んびりしてきてしまいましたっっx



そんなこんなで・・・おひさしぶりです。



だがしかし、ですよ。。

今回、東京に帰ってきてみて思ったのです。


たしかに、しっかりのんびりしてきたはず・・・。



でもなんでこんなに私、疲れ果てているのか、と。


帰ってきた日の夜は、もお、泥のように眠りこんでしまい

朝、たしかに体じゅう「・・・助けてくでぇえ」な疲れが残っていたのです。



なぜか。


とーぜん。「やつ」のしわざです。



以前に勢いよくここに書いた「ハーネス」ですが、

今回飛行機で往復してみてわかりました。



ウチのかいじゅーには、いりませんでしたぁー!!



行きの空港では、人々のしろ~い目を感じながらも

手荷物検査を通り過ぎて搭乗口に向かうまで

本人の激しい抵抗もむなしく、

親にとっては実に快適に役に立ってくれたのですが・・・



かいじゅーだって学ぶものです。



帰りの空港で、一歩もまっすぐに歩いてくれない中

ハーネスを装着させたところ

タラーラーラーラーラァ~ン♪

マジックのようにスルリと自分でハーネスをくぐり抜け、

また広~い空港内を糸が切れた風船状に

ぎゅんぎゅん飛び回っておりました。


追いかける母、鬼の形相にほとばしる汗・・・。



はい、ハーネスおしまい。

おうおうおうっ、、期待のハーネスさんようっ。

今後はウチのワンたちのために

しっかり役にたってもらおーぢゃなねえかっヾ(▼ヘ▼;)




本当に最近、彼はまともにまっすぐ歩いてくれません。



それは東京だろうが福岡だろうがカンケイなく

普段の生活だろうが親の里帰りだろうが、

もっとカンケイなく、ですx



さすがのテリブルくんに

年老いた実家の両親も「・・・(てんてんてん)」な毎日。

イヤ!とダメ!だけで一日が終わるのは

どんなに久しぶりに会ったじーちゃんばーちゃんにも一緒です。


「すーぱーいーろー!(Mr.インクレディブル)

すーぱーいーろー!!」を乱発しながら

パパのいないところで、んも~やりたい放題!



さすがに母は、実家に帰ってどっと疲れが

出たのもあり、風邪もこじらして

本当に声が出なくなってしまいました。


「もしもし~、あたしぃ~」の声に

幼なじみは誰ひとり電話で気づいてくれなんだ・・。

かなひぃぃ・・・。



今回福岡では、かねてから念願だった

マリンワールド(水族館)にかいじゅーを連れていきました。

実家のすごーく近くなのです。

ここはイルカとアシカのショーが有名なのだけれど

人の少ない平日、それでも50~60人くらいのお客さんが

見物するなか、

イルカさんやアシカくんたちには目もくれず

会場を走り回っていたのは、

若干うちの息子とあともう一人くん(たぶん同い年)の二人だけ。

テリブルくんはどこも一緒ですね。。


水族館


最近「ファインディング・ニモ」を見て

「おかかなー!」がみんな「ニモ~ぅ!」になったかいじゅーは

初めてのお魚たちに大興奮。

25メートルもある大水槽の前を、なかなか離れようとしませんでした。

オトナでもこの大きな水槽の前では

もう何時間でも眺めていられそうな・・・

すごーく気持ちがよかったな~。



ヒトデを直に触ったり、おっきなサメにびっくりしたり

かいじゅー、実はパパ譲りの水族館好きだということが判明。


よしよし、また行こうね。

今度はパパと一緒にね。



・・・だがしかし。



水族館の建物の外は大きな階段や公園のようなスペースが

広がっていて、

帰りはそこに出たとたん、またかいじゅーは「壊れたラジコン」状態。

熱ぅい陽射しの照りつけるなか、2歳児のあとを

汗だくになりながら追い続ける、母と祖母・・・。

駐車場に戻るまで、さっき大水槽で洗われた心と体も

ドロドロになる思いでございました。



こうして、

何処へ行っても、たとえ懐かしい実家の中で

じっと過ごす日であっても

わが息子に翻弄され続ける里帰りをしてまいりました。



でもねぇ。


今は「そんな時期」と思って過ごすしかないのですよ。


友達と自由に会えないとしても、

買い物がゆっくりできないとしても

今は親なら誰もが経験する「そんな時期」。

ほんの数ヶ月もしたら

きっとまた違う悩みに空を見つめているに違いないのです。



そんなことを思うとき、いつもそばにあるのは

「私もたいがい、大変な子だったんだろーなあ・・・」という思い。



みんな、自分が子供のころ親に手をかけられていたことは

あんまり覚えていないものですよね。

人って、実に都合のいい動物だ。



だから私も、人の親。

今は大変だけど、ガマンガマン。辛抱辛抱っ。

いつかゼッタイ楽してやるぞー!って

いつだよ、いつ・・・???



ちょっと大きくなったらゼッタイ、恩に着せてやるー!!と思って

いるのは・・・今日も私だけでしょうか。



ごん
実家で飼っているウチのワンたちの親戚犬
ゴン(M.シュナウザー・♂・3歳)のことを

最後まで「ひなちゃ~ん!」と呼び続けたかいじゅーは

東京の我が家に帰ってきて、ひなこのことを

「ごんしゃーん!」と呼んでいます。



おぬし・・・

そのあまのじゃく加減は

なんか人ごとでない。

はぅっ・・・もしかして、

母親譲りっ!!?



おまえ、

苦労するよぉ・・・(_ _。)