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今日は、日経新聞の広告記事のお仕事で京都に日帰り出張です。

なーんか、久々にかいじゅーをおいて一人で移動すると、手も気持ちもスカスカしたかんじ。iPod聞きながらの~んびり新幹線に乗ってるだけで十ぅ…分「ありがとうございます!」です。

こんなの、子供が生まれる前は想像もできなかったなぁあ…。

かいじゅーは日に日にわんぱくぶりが激しさを増し、昨日一家で大掃除の際など,

ほんの一瞬目を離した隙に、化粧水の瓶を振り回して、自分のオモチャだけでなくパパのPCにまでご丁寧にザブザブふりかけて、あの仏の元木大介もぶぁああーっと火を噴いて怒っておりました…やれやれ(-_-;)

先々週の福岡、先週は大阪と、このところ移動が続いてしまって、母としてはこんなときいつも、ヘトヘトなココロとカラダで「小さい子供を外に連れ回しすぎかなー(._.)」と思ってしまうのです。
移動は時間より距離に疲れてしまうものなので、たとえ飛行機でぴゃ~っと行けたとしても結構体力使うもんなんですよね。

この前、新幹線で大阪に行ったときのこと。
行きは名古屋までパパも一緒だったので、かいじゅーも機嫌よく乗っていたのですが、パパが名古屋で降りたとたん目を覚まして、膝の上でぐずぐずしだしたので、パパが座っていた隣の席が空いていて、そこに座らせていました。

事前にあまり混まない時間を選んで乗ったので、結構席はガラガラ。
みんな荷物やお弁当のゴミ袋なんかを隣の席に置いてるようなゆったりとした車内でした。

ところが、女性の車掌さんがやってきて、「お子様のチケットはお持ちですか?」って聞いてきたのです。ないです、って答えたら「お子様はおひざにお願いします」と言われてしまいました。

京都まで誰も乗ってきそうにないのに、こんなに空いててもダメなのかなぁ…って、渋々かいじゅーを膝の上に座らせていました。
ほとんどのおじさんがドカーっと荷物を隣の席に置いているのを恨めし~く思いながらね。

でもかいじゅーのグズりはますますヒドくなっていき、キーキーワーワー(>д<)静かな大人ばかりの車両にワンワン響くものだから、母はも~大変(ToT)
お菓子もジュースも、デッキに連れだしてもダメで、ひたすら「おろせー!やだやだー!」と暴れまくり。

時々側を通る人の目もギッ(-_-)とコチラを睨んでいたりして、ちょっと前までその立場だった私は
「あぁぁ…わかりますその気持ち。ごめんなさいっm(__)m!!」って思いながら、必死でかいじゅーをあやしていたのです。

…もう、名古屋から大阪までの記憶がほとんどないし。

自分が子供を持ってみて初めて、子供がうるさく騒ぐのがどうしようもないときってあるんだなー、ってわかった気がします。
モチロン、人に迷惑をかけないように親が教えなくちゃいけないのは大前提だとも思うのです。

それでも、子供は(とゆーかウチのかいじゅーは)時々思い通りにならないと、雑踏の中だろーがなんだろーが大の字になって寝っ転がってしまいます。

いたいたぁ、そんな子。
独身のときなんかそーゆー子供を見かけると「まあ、親も大変ね」くらいに思って、自分がいつかそんな子供の親になるとは思いもしてなかったなぁ。やっぱり「うるさいなあ。」って見てたような気がします。

でも時々「元気がいいわねー、ボク」って声をかけて通り過ぎて行かれる方もいるんですよ。
キーンと冷たい空気が漂う車内で、コチラが重々申し訳なく思いながらグズる我が子をあやしているとき、その一言になぜか、涙が出るほどホッとさせてもらえることもあります。たくさんの人にいっぱい許してもらいながら、子育てって学んでいくんですね。

あ…。
もう京都に着いちゃた。
今日のお仕事もがんばってきまーす!