6日目はサマルカンドに滞在し、終日観光。
8時にホテルをバスで出発し、1時間程の郊外にある ウルグット・バザール へ。
サマルカンドの南東26kmに位置するようです。
週に2回開催されるウズベキスタンで最大のバザール。
ここは観光客向けではなく、現地人が日用品を購入するバザール。
マルちゃんが、結婚式用の衣装を売る店に案内してくれました。
ウズベキスタンの花嫁は40日間、毎日違う服を着るとか
マルちゃんと添乗員さん♪
マルちゃんは、ウズベキスタン人らしく、自分には様々な民族の血が流れていると話していました。ホレズム、ギリシャ、モンゴル等。
チンギス・ハーンのDNAも継承しているのかもしれません。
何せ、アジアを中心に、世界で1600万人の子孫が存在するそうですから。
幸い、モンゴルからの侵略を免れた日本には少ないそうです。
http://tocana.jp/2015/02/post_5729_entry.html
Y染色体は、父親→息子にしか伝わりませんから(母親からは必ずXが伝わり、父親からXが来れば女性、Yが来れば男性になる)、Y染色体を調べれば、チンギス・ハーンの直系男子か否か判明するのです。
母系を辿る場合は、ミトコンドリアDNAを調べるそうですが。
続いて、スザニが売られている一番奥のエリアへ。
ここで解散となり、約1時間のフリータイム。
掘っ立て小屋や路上での販売・・・
予想以上にみすぼらしい店舗に、オバチャン達は、ちょっとガッカリしたようでした。
私は一人で、バザール内を探索。
衣服や絨毯を売るキレイな店も沢山ありました。
とにかく、巨大なバザールです。
現地人の生活の匂いが充満しています。
でも、私には買いたい物は何もない・・・
野菜や果物の店のエリア
結局、何も買いませんでしたが、興味深いバザールでした。
再び1時間かけて、サマルカンドへ戻り、市内観光開始。
最初は、ティムール一族が眠る グリ・ アミール廟。
廟は1404年に完成し、翌年、中国遠征の途上で急死したティムールは、ここに葬られたそうです。孫のウルグベクも、ここに眠っているそうです。
廟の内部は1996年修復完了。
亡骸は、廟の地下3mに埋葬されているそうです。
この日は日曜日であったので、廟内部は、全国から観光に訪れたウズベキスタン人でいっぱいでした。
ティムールの墓を発いた者は災厄に見舞われるという伝説があり、実際に、遺体を持ち出し、調査したソ連はナチスの侵攻を受けました。
ナチス軍がモスクワ郊外にまで迫った時、ソ連政府がティムールの遺体をここに返還した所、モスクワ陥落は免れ、ナチスを撃退できたそうです。
ロシア人が何と言っているのかは知りません(笑)
ナチスはロシアの冬将軍に敗れたとする説が一般的であるとは思うのですが。
しかし、ソ連による調査の結果、ティムールの足が不自由であった(びっこを引いていた)とか、ウルグベクが斬首されたという伝説が事実であったと証明されたそうです。
ここで、ランチタイム。レストランへ。
かぼちゃに見えるけど、ニンジンのスープ
シャシリク(羊)
肉を串から外し、右上のオニオンと一緒に、下に敷いてあった薄い皮で巻いてケチャップを漬けて食べたら美味しかった!
アップルパイとアイスクリーム
午前の部、終了。